質問
二段攻撃と接死とトランプルを持つ5/5の攻撃クリーチャーが
1:2/2のクリーチャーにブロックされた
2:破壊不能を持つ2/2のクリーチャーにブロックされた
場合、それぞれ攻撃対象への貫通ダメージはどうなりますか?
回答
前提
- 接死はそれを持つオブジェクトからのクリーチャーへのダメージを1点で致死ダメージ扱いにする能力です。CR702.2
- トランプルは、これを持つ攻撃クリーチャーが、自身をブロックしているクリーチャー全てに致死ダメージを割り振ったならば、残りの点数を防御プレイヤーに割り振ることを許可する能力です。CR702.19
- 二段攻撃を持つクリーチャーが戦闘に参加している場合、戦闘ダメージステップが先制攻撃と通常の2回分発生します。CR702.4
本題
先制攻撃のダメージ割り振り5点のうち、クリーチャーに1点を割り振ると接死により致死ダメージとして扱われます。
これにより、残り4点をプレイヤーに割り振ることができます。
割り振りが決定後、ダメージが処理され、致死ダメージを受けたクリーチャーは状況起因処理により墓地に置かれます。
このあと、通常の戦闘ダメージが処理されますが、ブロッククリーチャーは存在しないため、トランプルにより虚無に0点、プレイヤーに5点を割り振ることができます。
ブロッククリーチャーが破壊不能を持っている場合、先制攻撃分のダメージ割り振りは同様に行いますが、破壊不能により致死ダメージ処理を無視するため、ブロッククリーチャーは墓地に置かれず、戦場に残ります。
これにより、通常の戦闘ダメージステップでもブロッククリーチャーに接死による1点を割り振る必要があります。
結果、最大で先制攻撃で4点、通常攻撃で4点を割り振ることになります。
最終更新:2020年07月30日 04:19