赤の長年のテーマの一つである「速攻」をオデッセイのテーマである「墓地」と融合させたカード。
任意のクリーチャーに速攻を与えつつ墓地を肥やし、速やかにスレッショルドを達成させることが出来る。
しかし土地1枚でクリーチャー1体に速攻は…はっきり言って効率が悪い。
スレッショルド達成以外に用は無い。いやむしろスレッショルド達成においても用は無い。
イラストからしてもフレイバー・テキストからしても、もの凄い速さである。
そのイラストから、通称「エイトマン」。(デッキの8Manとは無関係)
次のリストのように、追加コストなしですべてのクリーチャーに速攻を持たせることができるカードが普通は環境に1枚は存在するので、その意味でも「複数に速攻を持たせられないこともないが、そのコストは相当に辛い」このエンチャントにお呼びがかからないのは仕方がない所。土地1枚ですべてのクリーチャーに速攻、ならまだ投入の目はあったと思うのだが。
ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaは一時代を築き上げ、残りも全く使われない事は無かった。
やはりアドバンテージ面での負担が大きすぎるということだろう。