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<英単語学習>ゲーム機で語彙力4割アップ 京都・八幡
5月21日21時56分配信 毎日新聞


 京都府八幡市教委職員が提案した人気携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」用の英単語学習ソフトを中学3年の授業で使ったところ、わずか5カ月で語彙(ごい)が平均4割アップしたことが、同市教委などの実証実験で分かった。実験に協力した池田真・上智大准教授(英文学科)は「全国の中学生の3割程度しかいない英検3級に匹敵する学力が付いた計算で、めざましい効果があった」と分析。これを受けて市教委は21日から、市立4中学校2年生の授業にゲーム機を本格導入した。
 市教委によると、このソフトは職員が3年前に東京のメーカー「IEインスティテュート」に開発を提案した「中学英単語ターゲット1800DS」。効果を調べるため、昨年9月から市立男山東中学3年の49人をグループに分け、授業冒頭の約10分間、ゲーム機での英単語学習を取り入れた。
 その結果、生徒の語彙数は、1~2組(計24人)の1人当たり平均語彙数が1025から1386(35.2%増)に、3~4組(計25人)が1013から1436(41.8%増)に増加。語彙数1300以上とされる英検3級のレベルに達した。また、生徒の感想を聞いたアンケートでは、回答者(42人)のうち9割以上が「楽しかった」「効果があった」と答え、7割以上が「正しい発音が身につく」と答えた。
 このため市教委は、国の支援を受けてゲーム機600台を購入。今年度、全中学2年生の英単語学習に導入することにした。市教委は「学力向上サミット」(陰山英男・立命館大教授主宰)にも参画しており、「短時間で効率的な学習」をアピールする。
 初日の21日、市立男山東中では123人の生徒がゲーム機に向かい、10分の持ち時間で発音を聞いて画面にスペルを書き込む学習を、一心に繰り返した。【玉置勝巳】

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最終更新:2007年05月22日 07:07