連続合駒における無駄合判定

さて、実は左メニューのXY(Z)型までを考えれば自明無駄合を定義することはできます。
しかし、もうグレーゾーンであることが確定しているXYZ型のうち無駄合考察がある程度昔された形があります。
再帰型」と「復元型」です。
いずれもXYZ型の無駄合を複数回するというものです。

それらを理解して頂く為に「合駒を連続でしたときにおける無駄合判定」を解説したいと思います。
例外無駄合分類のX型の解説にも使った下図をご覧下さい。
さて、△1四桂~△1七桂は全て自明無駄合ですね。
この時に重要なのは、後の方から考えるということです。
最初の方から考えてしまうと、「あれ?2手目の時▲1四同飛に桂合があるから即詰じゃない?例外無駄合にならない?」となってしまいます。
8手目△1七桂を考えましょう。取って即詰(どんな応手も無い)なので例外無駄合ですね。※△1八桂は行きどころのない駒
次に6手目△1六桂を考えましょう。取ると残された応手は△1七桂のみですね。
しかし△1七桂は最初の考察により、無駄合なので最善手順にも、変化にも含まれないということになります。
よって実質どんな応手も無いということになります。
従って△1六桂は取ると即詰なので無駄合ですね。

同様の考察を繰り返していくと、△1四合~△1七合が全て無駄合であることが言えます。

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最終更新:2012年07月27日 02:27
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