(画像クリックで実寸大もっち)
「来てくれて嬉しいわ、マルヴァスさん。今日はあなたの誕生日よね。
私からマルヴァスさんへのプレゼントとして、謹んでこの厩舎にご招待させていただきます。
えっ、この厩舎に一体何があるのかって?
そうか……ひょっとしたら知らない人もいるかもね。ここには、あの伝説の名馬が住んでいるのよ。
そう、圧倒的な強さを誇り、先日惜しまれながらも引退した、あの偉大なる名馬が!
名馬の誇り高き雄姿は、あなたにも深い感動を与えてくれるでしょう。
さぁ、はやく行きましょう! マルヴァスさんも会いたくてたまらないですよね、ね?」
(そして、名馬の前へ)
「……ああ、やっぱり本物を間近で見るのが一番よね。
今日は特別、ご機嫌みたい。良い表情してるわ……て、ちょ、ちょっと!
ここは私にじゃれつくんじゃなくて、こう、しゃんと気品みたいなのを……ああっ……」
(しばらくして)
「ううう、涎でべとべと……。まさかあの伝説の名馬が、あんなに人懐っこい子だったなんて……。
で、でも、今日はとってもご機嫌だったと考えれば、ちょっと嬉しいですよね。
改めて、ハッピーバースディ、マルヴァスさん! 今年が、あなたにとって良い1年になりますように」
<馬場・ダイアナ>
イラストレーター名:小島榊
最終更新:2007年12月03日 13:45