- 「私が死んでも、第2第3のドラゴニュートクイーンが、貴様らを……」
- 「人間が、我らを超えるというのか!?」
- 「人間が……我を超える力を持つだと……?」
- 「力を……得られぬままに……逝くだと……?」
- 「良い事を教えてやろう。
最も奥にいる存在は、妾を超える力を持っているぞ……ふふふ」
- 「幾星霜の年月を経て……このような形で死ぬのか……」
- 「い、イヤよっ! 私だけが死ぬなんて!
一人で死ぬなんて……せめて……道連れを……」
- 「い、いやだぁ……、こんなところで死にたくない……」
- 「よ、よくも……やってくれたわね……貴様ら、全員、呪ってやる……」
- 「貴様ら如きに敗れるとは……」
- 「どうして…?
どうして、この私が、人間ごときに殺されなきゃならないの?」
ば、バカね……」
- 「く、くそっ、本来の力を活かし切れば、貴様らなどに……!」
- 「待て! ……そうだ、1対1でなら……」
- 「真なるドラゴンにも到れぬまま、ここで果てるのか……!」
- 「な、なんだその力は……!? まさか、神の封じた力を……!?」
- 「この世全ての快楽を得ずして……死ぬのか……」
- 「ま、まだ……。神に……全てに……復讐するまでは……」
- 「寒い……寒い……」
- 「わ、私など……ほんの下っ端に過ぎない……ぐふっ」
- 「この私が……貴様ら如きの手で無に帰すというのか!」
- 「まだ……誰よりも強く、美しく……なり……」
- 「近くの物だけに目を取られては、
先に進む事はかなうまい。
それが、人間の限界だ……」
- 「あぁ、なんてこと……。こんな争いに巻き込まれたせいで……」
- 「莫迦な! この私が!?」
- 「し、死にたくない……。だ、誰か助けて……」
- 「ま、待て、妾はまだ2つの力を残して……ぐふっ」
- 「死ぬ前にもう一度……、日の光を……浴びたかった……」
- 「死ぬのって……、イヤな気分なのね……」
最終更新:2007年12月29日 02:37