「SC-/DisplayToClipboard」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
■DisplayToClipboard【デバッグ用情報表示・設定】
- ▼概要
- デバッグ表示の下(Clipboard)に情報を指定した表示させる。
- なお一度実行するとそのまま残り、更新されるまで変化しない。
- 内部の情報を調査したいときに重宝。
- 設定:SC-/DisplayToClipboard 既存設定をリセットしてから新たに設定
- 追記:SC-/AppendToClipboard 後ろ側へ追加。
- 消去:SC-/ClearClipboard 表示を消す
- ▼必須記述
- text = "(文字列)";表示したい情報入力。※2バイト文字は使用しないこと
- 3(+1)×5の白ドット文字なので、大文字小文字は判別されない。
- 一部文字列により、特殊な情報を出力
- 「\n」改行 ※一行76文字まで? 77文字以上になると自動で改行される。
- ※指定できる行数は3行まで? 4行以上になると1行目から消去される。
- ※3行目は画面の下側にはみ出し見切れてしまうので実際使えるのは2行まで。
- 「\t」タブ(空白を入れ、5文字単位の位置にズラす。)
- 「%%」文字の%
- 「%d」paramsで指定された数値をInt型で表示
- 「%f」paramsで指定された数値をFloat型で表示
- ※%d,%fの指定個数と、paramsの指定個数は一致させる必要がある
- ※数値の型が不一致の場合、数値表示はうまくいかない
- ▼オプション
- params = (数値),(数値),(数値),(数値),(数値);表示する数値を指定
- test内の%d,%fの部分で表示させる数値の指定
- ※%d,%fの指定個数と、paramsの指定個数は一致させる必要がある
- ※表示の型が不一致の場合、数値表示はうまくいかない
- ※表示の順番は入力された%d,%fの順番と同じ。
- 数式・条件式の使用は可能。
■Lv1-記述例・補足・注意点
- 記述例
- [State -2, DisplayToClipboard]
- Type = DisplayToClipboard
- trigger1 = 1
- text = "1\tv0:%d\tv1:%d\tv2:%d\tv3:%d\tv4:%d\n"
- params = var(0),var(1),var(2),var(3),var(4)
- Ignorehitpause = 1
- var0~4を表示する。fvarを表示する際は%fに変える。
- このタブずらしは4桁(負数なら3桁)までなら一定間隔に。
- 補足
- 注意点
- 数値はステートコントローラー実行時点の数値を表示する。
- 更新または消去しないと同じ数値を表示し続ける。
- IgnoreHitPause=0時のHitPause中、Pauseなどで実行できない場合も。
- 数値の型と表示の型はちゃんと一致させないと数値がおかしくなる。
■絶対に使用しないこと
+
|
■EX-書式文字列攻撃について |
※絶対に使用しないこと※
■EX-書式文字列攻撃について
こうした文字列を表示させるタイプの処理には致命的な欠陥があり、
それを使ったシステム内部への干渉を「書式文字列攻撃」と呼ぶ。
MUGENでも行うことができるのだが「%nバグ」という名称で呼ばれているのがソレである。
記述については書かないことする。
システムのメモリ自体に干渉しパソコン自体に特殊な挙動を行わせるという代物で、
環境に大きく依存する上、下手な記述の場合パソコンそのものに損傷を与えかねないため、
絶対に使用しないこと
凶悪系の界隈では一部キャラに搭載されているが、知識がない場合は可能な限り避けた方が良い。
なお1.0では対策がなされているとのこと? 未確認だがやはり使用しない方がよい。
何度も言うが、※絶対に使用しないこと※
|