Q14.ライトはどんなものを買えばよいですか?



A14.
メダカの飼育に限定して話をすると、別に熱帯魚用や観賞魚用の1本1000円以上する
高い蛍光灯を購入する必要は少ないと思われます。
(繰り返しますが、メダカ飼育に特化すると限定してです。)
(後、好みの問題も…)

つまり極度に安価なものでないかぎり、特にアレを買いなさいという
話はないと思われます。
(※水草水槽を兼ねたいというのであれば、全然話は別なので各自で調べてください。)

それよりも、蛍光灯の光の強さ(本数等)の方が肝要です。

だとして、それだと余りに不親切なので下記。

ライトの種類について特に「メダカの飼育」に限定すれば問題は少ないですが、
いわゆる水槽での藻類の発生に関しては、

●青色・赤色の蛍光灯
 →赤等の光の波長は、植物が利用しやすい波長の光。
●一般昼光色ライト
 →植物が利用しにくく、藻類が利用できる波長の光を多く含むとされる。
  但し、明るさは青&赤だけの蛍光灯より上

この2点により、いわゆる苔対策としては水草育成用のライトの方が藻類の発生上有利とも思わわるけれど、そもそもの肝要な光量が弱くなってしまうので、それにより植物育成に不利なカンジ。
なので、初心者用には…個人的な主観で恐縮ですが、安価で且つ、購入が容易なメロウZPRIDE+観賞魚用ライトあたりの組み合わせで良いかとと思われます。

大型電気店でどうぞ
★メロウZクリアPRIDE
http://www.tlt.co.jp/tlt/topix/press/p060612/p060612.htm




何度も言いますが、水草をメインにしたいのであれば、照明も選ぶ必要が
あります。管だけでなく基盤を換えることで、光量もかなり変わるようです。

しかしながら、メダカの飼育(初心者)ということを考えれば、それほどの高性能(=高額)のものを購入するとは考えがたいので、簡単に購入できるであろう商品の紹介をしますと、

●ライト自体(2灯)であれば、60cm水槽でネット通販で安い物で3,000円弱くらい
 で購入できる。
 種類は結構あるが、とりあえず相場はそれくらいのものでよいかと。
 これも高性能型になると、万単位の商品が出ているようだが、とりあえず
 初期投資に費用がかけられないなら、アクア用品の通販サイトで相場なりの
 商品を購入すると良い。

●また、蛍光灯にはアルミなどの反射板を取り付けるのがよい。
 これで10%程度ほど光量がUPすると言われる。
 なければアルミテープでも。

●蛍光灯管自体は、上述の波長等の話があったり、コストもバラバラで、
 更には色調も個性があるので選べばキリがないが、拘りがないなら
 上記内容のとおり、ランニングコストを考えて一般のメロウDPRIDE等でも
 構わない。
 ただ、上述した波長の関係等に特化してないことは前提とすべき。



交換時期ですが、蛍光灯は付かなくなるまでにゆっくりしたスピードで
光が弱くなり、半年で70%程度になると言われますが、
実際は蛍光灯によりけり、のようです。
昔言われた半年交換説がいまだに私の脳内でこびり付いていますが、
購入する蛍光灯によっては、1年近く利用できるものもあるようですから、
半年交換は目安にしてください。

★半年交換法
  ↓
2灯とも一気に替えるのではなく、たとえばセット後4ヶ月目に1灯を交換し、
セット後に6ヶ月後に残りの1灯を交換し、その後両方ともぞれぞれ交換から
半年ローテで交換してはどうでしょうか。




最終更新:2008年02月11日 17:28