むこぬこはとある日、自分の部屋でお茶会パーティーを開くため桃子、美月たちと一緒に買い物に行くことになった。

むこぬこ「明日ねお茶会パーティー開くから買い物に行ってくるよ」
美月  「私も一緒に行くよ!!」
桃子  「あ、私も良かったらお付き合いしますよ??」
むこぬこ「センキュー (*´ω`*) 」

むこぬこたちは買い物に必要な財布を持った後、近くのスーパーマーケットまで行った。

むこぬこ「お茶会って初めてなんだけど・・なにが必要かな??」
美月  「うーん・・お菓子とか??」
桃子  「ジュースとかも買っておくといいですよね・・」
むこぬこ「だね (*´ω`*) 」
むこぬこ「うん・・これでいいのかな??」
美月  「あ、むこちゃんの好きなお菓子は?? 入れた??」
むこぬこ「ありゃ、入れてないね・・(´-ω-`)」
美月  「私、商品棚から持ってくるね」
桃子  「あの・・」
むこぬこ「なにぃ~?? どした?? ももちゃん」
桃子  「ちゃんと財布は持ってるんですよね??」
むこぬこ「大丈夫だよ~!! ちゃんとここに・・」
桃子  「うん??」

むこぬこは自分のポケットを探すものの財布がないことに気付く。

むこぬこ「・・・・」
桃子  「・・・・??」
むこぬこ「財布・・ない・・・」
桃子  「え・・マジッすか・・・」
美月  「はい!! むこちゃんの好きなカントリーマウムだよ~!!」
桃子  「あ、美月さん!!」
むこぬこ「わざわざ、ごめんねー」
美月  「ううん。いいよ別に!!」
桃子  「あのー美月さん」
美月  「なに?? ももちゃん~」
桃子  「どうやら・・むこさん、財布無くしたみたいなんですよね・・」
美月  「え・・ (゜д゜;)」
むこぬこ「う~ん・・学園寮から出たときは有ったんだけどね・・どこにいったのかしらね・・」
美月  「むこちゃん、いくら入ってたの??」
むこぬこ「え?? ああ、えっーとね・・うーーん・・・」
桃子  「1万円ぐらいですか??」
むこぬこ「ううん、この前、勤めてたバイト先の給与が入ったから6万ぐらいかな・・」
美月  「ちょwwそんなに入ってるの??」
むこぬこ「うん (´-ω-`)」
桃子  「とりあえず!! どうしますか?? 手分けして探しますか?」
美月  「じゃ、私はここまで来るまでの道中を辿って探すね。最終的に学園寮のむこちゃんの部屋調べてみる!!」
桃子  「それじゃ私は店内を探して見ます!! 美月さんお願いします!!」
美月  「うんそれじゃ!!」
むこぬこ「す、すまんの・・(´-ω-`)」

美月はお店から出て歩きながら学園寮までの道中を探しに行った。

桃子  「むこさんはここで待っててくださいね??」
むこぬこ「はい!! 了解です (`・ω・´)> 」
桃子  「うふふ (*´ω`*) 」

桃子も店内の捜索に行ってしまった。
店内1人で待つむこぬこ・・。

その頃、美月は・・。

美月「はぁ・・ないな・・」
玲子「おぅ!!」
美月「あ、玲子!!」
玲子「そんなに慌ててどうしたの??」
美月「実はね・・・」

捜索の道中偶然遭遇した玲子に事情を説明する美月。

玲子「あらあら・・それで今探してるの??」
美月「そそ。」
玲子「私もすこしだけ時間があるから手伝ってあげる」
美月「あ、ありがとうね!!」

同時刻、店内を探す桃子・・。

桃子「う~ん・・ここには無いっと・・」
店員「お客様、如何致しましたか??」
桃子「あ!! あの友達がなんか財布落としたみたいなんです・・」
店員「わかりました。見つけたら店内アナウンスでお知らせしましょう」
桃子「ありがとうございます!!」

店内で持つむこぬこは捜索開始から30分が経過した。

むこぬこ「にゃ~どうか見つかりますように!!!! (´人`)」

学園寮の近くまで来た美月と玲子は部屋の捜索を開始していた。

美月  「はぁ、はぁ・・見つかった??」
玲子  「むこちゃんの財布ないね・・」

学園の寮長「なにしてんだ?? おまえら」

美月  「あ、先生!! むこぬこちゃんの財布無くなったらしくて・・いま探してるんです!!」

学園の寮長「あぁ、それならな先ほど近くを通りかかった男子生徒が届けてくれたぞ??」

美月  「あ、ホントですか?? よかった~」
玲子  「よかったね。美月ちゃん!!」
美月  「うん!!」

学園寮で財布を見つけた美月と玲子はむこぬこの携帯電話に連絡を入れて事は収まった。
探すのを手伝ってくれた玲子と届けてくれた男子生徒に感謝しに行くため3人はそれぞれ買い物を終わらせた。

むこぬこ「届けてくれた男子生徒さんに感謝だね!!」
桃子  「もう・・しっかりしてくださいね・・」
むこぬこ「は~い。申し訳ないです・・(´-ω-`)」
美月  「明日はお茶会だね!! 楽しみ!!」
むこぬこ「そうだね~美月とタマちゃん、れいちゃん、百代たちも誘おうか??」
桃子  「そうですね~」
美月  「百代とか苦手だけど・・まぁいいか」

むこぬこの財布を届けてくれた男子生徒の学園寮に入ると男子寮の独特な歓迎に戸惑いつつも感謝の言葉を言いに行った。

むこぬこ「ここかな・・」
桃 子 「たぶん・・」
美 月 「他の男子生徒見てるよ・・私たちの事・・」
むこぬこ「うふふ♪ 好意を抱いてくれてるんだよ!!」
桃 子 「そうだと、いいんですけど・・」

例の男子生徒の部屋の前にたどり着いた。

むこぬこ「ここだ!!」
桃 子 「ノックしてみましょう」
美月  「私が!!」

扉をノックする美月・・。
ガチャン!!
扉が開いた先にいたのはその男子生徒の友達だった。

むこぬこ「あの・・財布を届けてくれた生徒さん・・いますか??」

男子生徒の友達「あぁ、ちょっと待っててね。おーい!! この前拾った財布の持ち主、来たぞ!! 偉く美人だぞ!!」

男子生徒「マジ??」

男子生徒「あ、君が??」

むこぬこ「は、はい・・。あの・・財布拾ってくれて、あ、ありがとうございますー!!」
男子生徒「ううん、別にいいよ。拾ったの偶然だし・・感謝されるほどのことはしてないよ」
むこぬこ「( (////)紳士だな~ ) 」
桃 子 「あの・・どこで拾ったんですか?」
男子生徒「え?? あぁ、女子学園寮の奥のスーパーに買いに行く途中で見つけたよ・・歩道に落ちてたよ??」
美 月 「ありがとね!! (≧ω≦)v」
男子生徒「うん・・それじゃ!!」
むこぬこ「ありがとうございます。それじゃお元気で!!」

帰り際、男子生徒に呼び止められるむこぬこちゃん・・。
その間も桃子と美月は階段を降りていく。

男子生徒「あのー!!」
むこぬこ「・・はい??」
男子生徒「あの一目惚れというか・・なんというか・・」
むこぬこ「え・・」
男子生徒「顔とかとても可愛いです!!」
むこぬこ「あ、ど、どうも。(*´ω`*) 」
男子生徒「よかったら・・」
むこぬこ「は、はい・・」
男子生徒「もしよかったら・・アドレスとか・・あの、教えてくれませんか??」
むこぬこ「あ、でも・・どうしよう・・」
男子生徒「ダメですか・・(´・ω・`)」
むこぬこ「い、いいえ。別に大丈夫ですけど・・でも・・」
男子生徒「あの・・もしかして、男性との付き合いは初めてなんですか??」
むこぬこ「あ、その、そうです・・ね・・」
男子生徒「僕を彼氏第一号にしてくれませんか!?」
むこぬこ「ほぇ!?」
男子生徒「ここで会ったのもその財布のおかげですし・・」
むこぬこ「え、で、でも・・」
男子生徒「あ、そういえば名前聞いてませんでした・・なんて名前ですか?? 聞かせてくれませんか??」
むこぬこ「ほぇ・・あの・・む、むこぬこ・・ですけど・・」
男子生徒「むこぬこさん・・・可愛い名前ですね・・(≧ω≦)b」
むこぬこ「あの・・」
男子生徒「僕は斉藤って言います!!」

むこぬこ「え、あ、はい。あの・・斉藤さん・・」
斉 藤 「はい!!」
むこぬこ「自分、あまり男性との付き合いはないので・・なんというか・・」
斉 藤 「え・・ダメですか・・」
むこぬこ「あ、あの、いいえ。そうではなくて・・お付き合いして頂いてもあまり喋れないと思います・・それでもいいですか??」
斉 藤 「構いませんよ!! 是非!!」
むこぬこ「それでいいなら、どうぞ!! (*´ω`*) 」
斉 藤 「やったぁー!! 女子のアドレスゲットしたぁー!!」
むこぬこ「それでは・・あの・・おやすみなさい・・」
斉 藤 「あ、はい。おやすみなさい。むこぬこさん!!」
むこぬこ「はい・・それじゃ(*´ω`*) 」

桃子と美月たちはむこぬこの到着まで女子寮の前で待っていた。

桃 子 「もぅー遅いです・・何してたんですか??」
美 月 「はやく寝よーよ!!」
むこぬこ「うん。ごめんね。部屋に戻ろう (*´ω`*) 」
桃 子 「今日は疲れました・・ (´-ω-`)」
美 月 「わたしもぉー (-ω- )」

部屋に戻った三人はベットに入るや熟睡してしまった。

次回「幼馴染!!」 お楽しみにー!!

END
最終更新:2013年04月29日 06:34