時は夏になりむこぬこたちも遂にプール開きの季節となった。
学園指定の水着以外も許可されているためむこぬこちゃんたちのクラスは桃子以外個性豊かな水着を着用してきた。
むこぬこ「ありゃま、ももちゃん、水着普通やねー」
桃 子 「そうですね。皆さんはいい水着ですね・・」
美 月 「桃子ちゃんってまだ水着買ってなかったよね・・」
梓 「おぅー!! むこちゃんの水着!! エロ可愛い!! (≧ω≦)b」
むこぬこ「ありがとぅ!! (*´ω｀*) 」
桃 子 「既存の指定水着でも問題は無いんですか??」
美 月 「大丈夫だよ!! 問題なーし!!」
百 代 「うぃーす!!」
珠 子 「へぇーダイエットでもしとくべきだったかな・・」
玲 子 「たまちゃん大丈夫だよ～」
珠 子 「忌々しい男子共がいないことが何よりも幸いか (´-ω-｀)」
むこぬこ「百代ちゃん!! 随分と日焼け後がすごいね!!」
百 代 「エロいだろ～?? 男の子はこういうのにそそられるからね～」
梨穂子 「遅れてごめんなさ～い」
百 代 「遅いぞ。なにしてんだ!!」
梨穂子 「下のほうのパンツが入らなくって・・」
百 代 「あんたな・・」
先 生「いいかー基本的な準備体操が終わったら授業終わりまで自由に入っていい。いいな??」
生徒一同「はーい!!!!」
桃 子 「むこさん。一緒に泳ぎましょ??」
むこぬこ「うぃうぃ!! いいよー!!」
美 月 「私もだよ～!!」
その時、皆が目にしたのは想像を絶する泳ぎの下手な人だった・・。
むこぬこ「きりいす・・ときむいけひとの・・らきしきけしききのい・・ひといいら・・のしとけめちとけめちさ」
むこぬこ「ぼぁあー!!! うほぉー!! ぼえぇへぇ・・はてあ゛そるらいて・・・へっへっーー!!!!」
桃 子 「 (゜д゜;) 」
美 月 「 (゜д゜;) 」
珠 子 「 (´-ω-｀) 」
百 代 「 ( *´艸`) 」
玲 子 「 (*´ω｀*) 」
梨穂子 「 (´・ω・`) 」
梓 「 （ ＾ω＾） 」
むこぬこ「どぉーすっか!? 俺の泳ぎ・・・(福山潤 声)」
桃 子 「・・・・。」
美 月 「むこちゃん・・」
珠 子 「ちょっと、むこっち・・・泳げてないからね・・・」
玲 子 「あらあら・・(*´ω｀*) 」
むこぬこ「 ・・・・。(´-ω-｀) 」
百 代 「とりあえず・・桃子は泳げるの??」
桃 子 「はい」
百 代 「それじゃ、むこちゃんに教えてあげて??」
桃 子 「はーい!!」
むこぬこ「桃子ちゃんが教えてくれるの??」
美 月 「ももちゃん!! 私も手伝うよ!!」
桃 子 「あ、じゃ、よろしくお願いします!!」
むこぬこ「おうー!! (`・ω・´)v 」
桃 子 「 (*´ω｀*) 」
美 月 「 (´-ω-｀) 」
むこぬこは授業の半分を練習に費やし一向に上手くならなかった・・。
桃 子 「こういう風に水に体重を任せるような感じですよ??」
むこぬこ「に゛ゃー!!!!!!! (゜д゜)」
美 月 「大丈夫?? むこぬこちゃん・・」
むこぬこ「むりだょ・・」
桃 子 「諦めてはいけません!! 頑張りましょう!!」
むこぬこ「ももちゃんが・・鬼やわー!!!!!!!」
桃 子 「鬼って・・ってどこ行くんですかー!!!!」
１人教室に逃げ込もうとするむこぬこ・・。
むこぬこ「うへへ (-ω-;) わっちにはもう無理ぜょ・・」
美 月 「ケンカ強いむこちゃんなら出来るよ!!」
むこぬこ「ケンカ強い事と泳ぎは関係ねぇっしょ・・??」
美 月 「こらっ!! ちゃんと泳ぐ練習するよ!!!」
むこぬこ「 (´-ω-｀) 」
桃 子 「ほらぁー!! ちゃんと泳ぎましょ??」
むこぬこ「ううんーこうなったらやけくそだー!!!!!!!」
その練習風景を見る他の生徒達。
珠 子「おぉ、やってるな」
玲 子「うふふ♪ 泳げるようになったらいいね」
珠 子「だなー (*´ω｀*) 」
先 生 「おーい!! 時間だー!! もう上がって着替えて次の授業の準備に移れよー!!」
体育の時間が終了した。
学校が終わり学園寮に帰ってきたむこぬこ達は上手に泳ぐ為のコツを幽霊のゆうちゃんと桃子と相談することにした・・。
美 月 「それじゃ下のお風呂先に入ってくるね・・」
むこぬこ「ほぃほぃ～疲れた・・・」
桃 子 「一向に上手くなりませんでしたね」
むこぬこ「ゆぅちゃん・・・いる??」
ゆうちゃん「ほーぃ!! いるよー」
桃 子 「うわぁまた出た!! (゜д゜;)」
むこぬこ「(´-ω-｀) 上手に泳ぐコツ・・教えて・・ゆうちゃん・・」
ゆうちゃん「なにかあったんですか??」
桃 子 「あの・・実は水泳の授業で・・金槌らしいんです・・むこさんが・・」
ゆうちゃん「はぃはぃ・・なるほどねー!! それで??」
桃 子 「むこさんはゆうさんに上手に泳ぐコツを聞きたいだけかもしれないです」
ゆうちゃん「むっちゃん・・泳げなかったのね・・」
むこぬこ 「 (´-ω-｀) 」
桃 子 「美月さんがお風呂から上がってくる前に教えて欲しいんです!!」
ゆうちゃん「了解だよ!! えっーとねー」
それから数分後・・
むこぬこ 「おぅー!! なるほど!!」
桃 子 「ゆうさん。ありがとうございます」
ゆうちゃん「ううん。居候してる身でなにもしないのも何か失礼だしね・・またなにかあったら言ってね??」
むこぬこ 「(≧ω≦)b センキュー!!」
ゆうちゃん「バイバイ～」
そう言うとゆうちゃんは天井へ消えていった・・。
桃 子 「どうやら・・私はあのゆうちゃんさんだけは慣れそうにないです・・」
むこぬこ「うん、そうだね。でも、あともう少しで慣れるよ!! (*´ω｀*) 」
桃 子 「そうですね・・」
美 月 「ふぅ～さっぱりした～!! （＾ω＾）」
桃 子 「お風呂どうでしたか??」
美 月 「気持ちよかったよ～ むこちゃんたちも入ってきたら?? (*´ω｀*) 」
むこぬこ「ももちゃん!! 入ろう!!」
桃 子 「はい!!」
そして翌日・・。
また水泳の時間がやってきた。
隣の男子校側からプールサイドに注目する男共が桃子やむこぬこの水着に釘付けとなっていた。
珠 子 「あのさ・・玲子・・」
玲 子 「たまちゃん、どした??」
珠 子 「あいつら・・私らのこと見てない??」
玲 子 「ううん・・あの子たちだと思うよ??」
珠 子 「はぁ?? (・ω・) 」
男子生徒A「おぉーすげぇ体つきだ!!」
男子生徒B「待ってましたー!!!!!!」
斉 藤 「・・・・。あっ、むこちゃん・・」
男子生徒A「おい、斉藤!! あの子だろ?? アドレス交換してくれた子って!!」
斉 藤 「あ?? あぁ、そうだよ・・」
男子生徒A「いい体してるよなぁ・・抱き着きたいよ!!!」
斉 藤 「おいおい・・なに言ってんだ・・」
美 月 「むこちゃん!! むこちゃん!!」
むこぬこ「ほぃ??」
美 月 「この前、財布拾ってくれた斉藤君がこっち見てるよ??」
桃 子 「へぇ?? 男の人こっちみてるんですかー??」
美 月 「大丈夫だよー」
むこぬこ「あっ!! 本当だ!! (笑顔で手を振る)」
男子生徒C 「あっあの子!! こっち向いて手を振ってくれてるぞ!!!」
他の男子生徒「おい!! マジかよ!!!」
男子生徒D 「あっ、ガチでふってんじゃん!!!」
男子生徒E 「俺に振ってるな。あれー」
男子生徒A 「俺に決まってんだろ!! バーロー!!」
男子生徒B 「俺だよ俺!!!!!」
斉 藤 「おい・・おまえらいい加減にしろよな・・」
むこぬこ「う～ん・・斉藤君恥ずかしいそうにしてるだけでこっち向いてくれないな・・」
美 月 「他の男の人が手を振ってくれてますけど・・」
むこぬこ「ううん。他の人には興味ないんだよ・・」
男子生徒A 「うわぁーやめちゃったよ・・」
男子生徒B 「誰に手を振ってたんだあの子・・」
男子生徒E 「俺に決まってんだろ!! バーロー!!」
男子生徒D 「俺だよ俺!!!!!」
斉 藤 「てめぇらな・・でも・・見たかったな・・むこさんの水着姿・・」
むこぬこ「ダメだ・・見えないよ・・」
美 月 「また会えますよ～」
桃 子 「泳ぎましょむこさん!!」
むこぬこ「そうだねぇ～時間もったいないしー」
むこぬこたちは昨日ゆうちゃんに言われたように泳いで見ると綺麗なフォームで泳いで見せた。
皆がそれを見て感激し近づいていった。
珠 子 「むこっち!! やればできるじゃん!!」
玲 子 「これでやっと遊べるね～!!」
百 代 「よっしゃー!! 水泳勝負といきますか!!」
むこぬこ「おぅおー!! 望むところだー!!!」
桃 子 「私と美月さんもいいですか??」
梓 「いいよいいよ!! やろうぜ!!」
梨穂子 「うわぁーい!!」
百 代 「まずは・・桃子とむこっち!!」
桃 子 「えっ!! いきなりですか??」
むこぬこ「ももちゃん!! 手加減無用だよ～!!」
桃 子 「あ?? あ、はい・・そうですね・・手加減はしなくていいんですか??」
むこぬこ「うふふ♪ わっちは強いよー (`・ω・´) 」
桃 子 「わ、わかりました・・」
百 代 「よぉーい!! スタートー!!!!」
チーン・・。
むこぬこの惨敗という結果に・・。
桃 子 「あの・・むこさん。大丈夫ですか??」
むこぬこ「うっへっへっへっ・・・。つ、強いねももちゃん・・」
桃 子 「昔・・水泳の大会で１位でしたから・・」
むこぬこ「マ、マジ!? (゜д゜;) だから教え方上手かったわけだ・・(´-ω-｀)」
美 月 「次は??」
珠 子 「美月?? 私と勝負しない?? 久しぶりに～」
美 月 「たまちゃんと?? うん!! いいよー!!」
百 代 「位置についてー!! よぉーい、ドン!!!」
勢い良く水に入る美月と珠子。
しかし、プールの床に強く頭を打つ美月。
チーン。
百 代 「み、美月!! だ、大丈夫??」
美 月 「あふー(´-ω-｀) やっちまったww」
珠 子 「ちょww気合入れすぎでしょww」
玲 子 「たまちゃん、美月ちゃんの代わりに私と」
珠 子 「うん、やろう!!」
プールサイドに響き渡る少女達の笑い声・・。
彼女たちは授業の間、時間を忘れて思う存分水泳を楽しんだ。
次回「試験勉強」 お楽しみ!!
END
最終更新：2013年05月04日 04:26
