はじめての多言語タイピング(2017年版)

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はじめての多言語タイピング(2017年版) - (2016/09/25 (日) 23:36:22) のソース

<p>「多言語タイピングを初めてみたいけど、何から手を付ければいいかわからない」<br />
「多言語タイピングWikiの情報が多すぎて、どこを見ればいいかわからない」<br />
・・・近頃、そんな声を耳にするようになりました。</p>
<p> </p>
<p>そんなあなたにお勧めするのがこのページ!<br /><span style="font-size:14px;"><strong>この記事だけ見れば、あなたもすぐに多言語タイパーになれます!!!</strong></span></p>
<p> </p>
<p>日本国内だけでタイピングを競っているのはもったいない!<br />
ぜひあなたも2017年のInterstenoで多言語タイパーデビューしましょう!!!!!</p>
<hr /><h2>まず配列を準備しましょう</h2>
<p>多言語を始める上でまず直面するのが、使用する配列の問題です。<br />
初めて多言語を打つ人にとっては選択肢が多すぎて、どの配列を選べばいいのかよくわからないですよね?</p>
<p><br /><strong>そこで今回はparaphrohnさん・たのんさんのお二人が、初心者向けの配列を作成してくれました!!!</strong><br /><img alt="" src="//img.atwikiimg.com/www7.atwiki.jp/multilingual/attach/37/117/tanophrohn.jpg" style="width:698px;height:189px;" /><br /><strong>「変換キー」あるいは「無変換キー」を押しながら上記の画像の対応するキーを押す</strong>ことで、それぞれの特殊文字が入力できる配列です。<br />
(例:<u>変換/無変換キー+ a</u>→<span style="font-size:16px;">ä</span>  <u>変換/無変換キー+z</u>→<span style="font-size:16px;">à</span>)</p>
<p>母音はそれぞれ同じ列に揃え、同じ種類の記号を同じ段にまとめることで、<strong>学習効率が高い配列</strong>となっています。<br />
この配列一つで、イタリア語・スペイン語・オランダ語・ドイツ語・フィンランド語の<strong>5言語</strong>を打つことができます。<br />
(※後日、これら以外の言語を打つことができる配列も順次配布予定です)</p>
<p> </p>
<p>さて、それでは早速配列を導入してみましょう!!<br />
  1.<a href="//www7.atwiki.jp/multilingual?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=37&amp;file=tanophrohn.zip">tanophrohn.zip</a>をダウンロード<br />
  2.解凍し、中に入っている<strong>tanophrohn.exe</strong>を実行</p>
<p>タスクバーにアイコンが表示されたら、すでに多言語が打てる状態になっています!<br />
早速、変換キーor無変換キーを押しながら、色々なキーを打ってみましょう!</p>
<p>変換キーと無変換キーはどちらも同じ機能を持たせてありますので、どちらでも押しやすい方を使ってください。</p>
<p>(ソフトを終了、または機能を一時停止する際はタスクバーのアイコンを右クリックして、Exitなどを選択してください)</p>
<p> </p>
<p>それではこの配列を使って、イタリア語を実際に打ってみましょう!!!</p>
<p> </p>
<hr /><p style="text-align:right;"><span style="color:#696969;"><em>-ogne viltà
convien che qui sia morta;<span style="font-size:10px;">(心の弱さはすべて消し去れ) ダンテ『神曲』より</span></em></span></p>
<h2>01.イタリア語</h2>
<p>イタリア語は子音と母音のリズムが日本語に近く、特殊な記号もほとんど使われないことから、多言語入門に最適な言語です。</p>
<p> </p>
<p>イタリア語で使われる特殊文字は以下の通りです。</p>
<table border="1" cellpadding="1" cellspacing="1" width="218"><tbody><tr><td> グレイヴ・アクセント</td>
<td><span style="font-size:16px;"> <span style="font-size:18px;">àèìòù</span></span></td>
</tr><tr><td> アキュート・アクセント</td>
<td><span style="font-size:16px;"> <span style="font-size:18px;">é</span></span></td>
</tr></tbody></table><p>イタリア語でアキュート・アクセントが使われるのはeだけです。<br />
グレイヴ・アクセントという記号がメインで使われる言語だということですね。<br />
eだけは<strong><span style="font-size:16px;">è</span></strong>と<strong><span style="font-size:16px;">é</span></strong>の両方が出てきてややこしいですが、そこだけはがんばって慣れてください!!!</p>
<p><br /><img alt="" src="//img.atwikiimg.com/www7.atwiki.jp/multilingual/attach/37/119/tanophrohnIT.jpg" /><br />
オレンジ色の部分がイタリア語で使われる特殊キーです。<br />
基本的には下段を使用し、eだけ上段も使用すると覚えておいてください。</p>
<p> </p>
<p>イタリア語入力の練習サイトとしては、<a href="http://play.typeracer.com/?universe=lang_it">TypeRacer</a>や<a href="http://10fastfingers.com/typing-test/italian">10FastFingers</a>、あるいはいきなり<a href="http://www.intersteno.org/intersteno-internet-contests/training-with-taki-version/">Intersteno</a>の練習ページに挑戦してみるのもいいでしょう。<br />
ここでは適度な文章の長さと記号の出現頻度から、<strong><a href="https://www.keyhero.com/free-typing-test/?lang=4">Keyhero</a></strong>をお勧めしておきます。</p>
<p> </p>
<p>
慣れてきたら10FastFingersでCompetitionを開いてもいいですし、他の人を誘ってTypeRacerで対戦してみるのも面白いでしょう。<br />
あるいは10FastFingersやInterstenoの記録をTwitterに貼ってみると、思わぬライバルが現れるかもしれません。</p>
<p>
元々Qwertyを打てる人であれば、しばらくは打てば打つほど伸びるはずです。このサクサク成長する楽しさが味わえるのも、多言語タイピングの醍醐味の一つです。ぜひ、多言語タイピングを気軽に楽しんでみてください。</p>
<p> </p>
<hr /><p style="text-align:right;"><span style="color:#696969;"><em>-</em>Yo hago lo
imposible, porque lo posible lo hace cualquiera.<span style="font-size:9px;">(私は不可能なことをやる。なぜなら可能なことは誰にでもできるからだ) パブロ・ピカソ</span></span></p>
<h2>02.スペイン語</h2>
<p>スペイン語もイタリア語と同様、多言語入門に最適な言語です。</p>
<p> </p>
<p>スペイン語で使われる特殊文字は以下の通りです。</p>
<table border="1" cellpadding="1" cellspacing="1" width="218"><tbody><tr><td> アキュート・アクセント</td>
<td><span style="font-size:16px;"> <span style="font-size:18px;">àèìòù</span></span></td>
</tr><tr><td> トレマ</td>
<td><span style="font-size:16px;"> </span><span style="font-size:18px;">ü</span></td>
</tr><tr><td> チルダ</td>
<td> <span style="font-size:18px;">ñ</span></td>
</tr></tbody></table><p>イタリア語と異なり、上段のアキュートアクセントが大活躍します。<br />
グレイヴ・アクセントが出てこない代わりに、トレマ付きのuや、チルダ付きのnという特殊な文字が出てきます。</p>
<p> </p>
<p><img alt="" src="//img.atwikiimg.com/www7.atwiki.jp/multilingual/attach/37/122/tanophrohnES2.jpg" style="width:698px;height:189px;" /><br />
オレンジ色の部分が、スペイン語配列で使用するキーです。<br />
上段が中心ですが、<span style="font-size:18px;">ü</span>と<span style="font-size:18px;">ñ</span>では中段や下段も少し使います。</p>
<p>またスペイン語では、疑問符(?)や感嘆符(!)を逆にした、<strong>逆疑問符<span style="font-family:'courier new', courier, monospace;"><span style="font-size:16px;">(¿)</span></span></strong>や<strong>逆感嘆符<span style="font-size:16px;"><span style="font-family:'courier new', courier, monospace;">(¡)</span></span></strong>が文頭に出てくることがあります。<br />
上記画像の緑色の部分、つまり通常の!や?と同じ位置に置いてありますので、変換or無変換キーと一緒にそれぞれのキーを打鍵してください。</p>