設定
口調
備考
間延びした敬語口調が特徴の神様。MZDと同時に存在し始めたようだが世界創造はほとんどMZDに押し付け一任している。緩いというかだるそうというか快活という言葉がこれほど似合わない者もそう居ないほどやる気が無い。立って歩くのも面倒だと床でごろごろしている。
世界に存在している者をMZDと同様に愛しているが極力関わろうとはせず遠目で見守るスタンス。話しかけられると返答はするがあまりにやる気が無いので関わってくる者も少数である。いつも一人で引きこもっているが別段辛そうではない。世界とそこに存在する者とMZDが幸せそうにしているのを確認する事でほっと安心するようだ。
MZDの歪んだ内面に気付いているが止める気はない、ただあまりにも行動が苛烈を極めるなら少しばかり口を出す。その結果手酷い暴力が返ってきても甘んじて受け入れるようだ。
MZDに対して哀れんだり憎んだりという負の感情は感じていない。ただ幸せに、そして現状に何の疑問も抱かない事を切に願っている。
MZDと同じく不老不死。痛みはあるためなるべく怪我はしたくないが場合にもよるだろうなと考えている。
首から下げているAの形を模したネックレスが武器、アルファのみがそれをギロチンへと顕現させることが出来る。基本的に扱い方は通常のギロチンと同じだが、どこからか鎖が伸びて捉えようとして来たり、刃自体が飛んできたりと中々トリッキーな動き方をする。断罪の刃であり、これで刑を執行された場合種族関係なく存在そのものが抹消される。もちろん神も例外ではない。
自分が元は人間だったことも、人間である自分が夢を見た結果がこの世界であることも理解している。その際MZDと二人に分かれ、アルファは記憶をMZDは性格そのものを引き継いでいる。現実で何があったか何故この夢を見続けているのか知っているのはアルファだけだが話す事は無い。はっきりしているのは夢から覚めないよう行動している事と、どうしても夢が終わるなら終わる前に壊そうと覚悟している事。誰にも理解されない事に安堵し、MZDが世界そのものに疑問を持たないようにひっそりと不穏分子を排除している。