GMTのインストール(WindowsXP)と利用例


※ ここで説明するGMTのインストールと利用例により生じる各自のパソコンの故障等に関しては一切責任を持てませんので、その旨を理解した上で利用してください。

GMTのインストールと環境設定


GMT起動に必要なファイル


GMT_exe.zip GMTの本体(基本プログラム一式)
GMT_share.zip サポートデータと海岸線データ(200万分の1以下)
netcdf3.5.0.win32bin.zip GMTで使っているnetCDF形式のデータを扱うためのライブラリ(バイナリデータ処理プログラム)
GMT_suppl_exe.zip 追加のプログラム
gawk303x.zip 入力データの加工などを行うGNUのawk(テキストデータ処理プログラム)
GMT_full.zip フル解像度の海岸線データ(50万分の1程度以下)
GMT_pdf.zip pdf形式のドキュメント
GMT_scripts.zip サンプルスクリプトと必要なデータ
GMT_tut.zip チュートリアルのデータセット
GMT_progs.zip GMTのソースプログラム。この中に含まれる.gmtdefaults_SIと.gmtdefaults_USはあったほうが良い
GMT_suppl.zip GMT追加プログラムのソースプログラム。ETOPO5など地形データの変換に必要なgrdraster.infoのサンプルが含まれている。

圧縮・解凍ソフトのインストール
窓の杜より圧縮・解凍ソフトのLhaplusをダウンロード

GhostscriptとGSviewのインストール
GMTの結果はPostScript (PS)あるいはEncapsulated PostScript (EPS)として出力されるので結果を見るにはPSファイルやEPSファイルを扱える環境が必要。⇒ gs862w32.exeとgsv49w32をインストール

gs862w32.exe Ghostscriptの本体。GhostscriptはPostScriptファイルの変換、表示、印刷を行うインタプリタ型のユーティリティ
gsv49w32 GSview。Ghostscriptのグラフィカルインターフェイス。PSファイルやEPSファイルを表示。

手順
  1. 上記のzip形式のファイルを展開
  2. 解凍して出てきたgmtフォルダをC:\に移動 (C:\gmt)
  3. netcdf3.5.0.win32bin.zipを解凍した後、新たに作成したnetcdfフォルダに移動
  4. netcdfフォルダをC:\に移動 (C:\netcdf)
  5. GMT用のフォルダを作成 (C:\Documents and Settings\ユーザーネーム\gmtdat)
  6. C:\gmt\srcにあるgmtenv.batをC:\Documents and Settings\ユーザーネーム\gmtdatにコピー
  7. gmtdatフォルダ中のgmtenv.batをテキストとして表示
  8. SET HOME= C:\Documents and Settings\ユーザーネーム\gmtdat、SET GMTHOME= C:\gmt、SET NETCDF= C:\netcdf ⇒ 保存
  9. gmtdatフォルダ中のgmtenv.batのショートカットをデスクトップに作成
  10. デスクトップにあるgmtenv.bat右クリック ⇒ プロパティ
  11. リンク先:%SystemRoot%\system32\cmd.exe /k "C:\Documents and Settings\ユーザーネーム\gmtdat\gmtenv.bat、作業フォルダ:C:\Documents and Settings\ユーザーネーム\gmtdat ⇒ OK
  12. ショートカットの名前をGMTに変更
  13. C:\gmt\share\gmt.confファイルの最初の2文字をSIに変更 (SI:cm、US:inch)
  14. ショートカットGMTを起動し、gmtdefaults ‐Dと入力 ⇒ MEASURE_UNIT:cm、PAPER_MEDIA:a4+であればOK



利用例



2008/10/29 13:11:29
足あと -
最終更新:2008年10月29日 13:11