#blognavi
休日めっきり出歩かなくなった。
エッシャー展とダリ展行きたかった。『SAW3』も観たかった。髪も切りに行きたかった。でもお家で独り遊び。咳もまだ止まらないし。首も痛いし。
『ベルリン天使の詩』をDVDで観た。
あと最低100回くらいは観ないと何も語れないくらい素晴しい。本当に素晴しい映画は観た後何も言えなくなってしまうものなのだ。「……ビール飲もう……」くらいしか言えなくなってしまった。
ベルリンの歴史を見守る天使。天使はある日サーカスの女の子に恋をする。ブランコ乗りの綺麗な女の子に。天使は人間になることを決意する。
あの、ざわめきや街の音を拾っていくカンジ。
呟きや嘆きが詩になっていくカンジ。
図書館。コインランドリー。時が止まった駅。コーヒーショップ。ライブハウスのニックケイブ。排水溝からコインを釣り上げる少年たち。昔天使だった刑事コロンボ。
この映画なんだ。
僕が東京で見ている景色。
僕の目には東京がこう映ってるんだ。
地下街。ビルの解体現場。作りかけの高速道路。高層ビルから見える景色。サッカースタジアム。
ベルリンの天使は中年のおっさんだけど、東京の天使は多分かわいい女の子だ。
東京の天使は消耗品。工場では毎分ひとりの割合で天使を生産している。
天使は地下街をパトロールする。
東京はベルリンよりももっとノイジーなので耳を澄ませる天使はすぐに狂ってしまう。
パークハイアットの屋上から毎分ひとりの割合で天使は身を投げる。
天使はだいたい15歳から20歳くらいの女の子で、部屋着みたいな薄地の白いワンピースを着てる。きっちり一分にひとりずつ天使は身を投げる。だからパークハイアットの入り口には天使が降り積もっているという噂だ。
その光景はMTVのプロモーションビデオみたいに見える。
たぶん、愛の歌だ。
カテゴリ: [
日記] - &trackback() - 2006年11月22日 23:55:26
#blognavi
最終更新:2006年11月23日 00:00