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今日も仕事帰りロンドン君に会いに行ってきた。また声ガラガラだった(笑)どんだけ泣き叫んでたんだろう?? ロンドン君を膝に乗せながら五十嵐太郎著『戦争と建築』を読む。仕事の行き帰り、お昼休みと休憩時間で全部読んでしまった。目が真っ赤だ!!
『戦争と建築』は戦争と都市、建築の変容を描いた本だ。古代ローマの要塞化した都市。火薬が登場したルネサンス期の戦争理想都市。20世紀空爆がもたらした都市の苦悩。原爆がもたらした都市の無効化。そして9・11以降の都市の在り方…。
エモーショナルで面白かった!!
何より作者が絶望してないのがイイ!!
あくまで現代の建築や都市を肯定しようというスタンスに共感した。
僕の嫌いな言い方で、例えば「19世紀の都市が最高だった」とか。「文化の円熟期は1920年代だった」とか。あるいは「現代はニヒリズムの時代である」とか。そういう懐古的な言い方はことごとく頭にくるんだよね。
「おい、おっさん!!」って思っちゃう。「こっちは今この時代に生きてるんだよ!!」って。
だから僕はいつでもこの時代を肯定する思想を探しているのだ。『戦争と建築』は暴力を前提としての、建築の可能性を探求した本だと思う。
しっかしこの作者。一緒に酒飲んだらとまんないだろうね(笑)不思議なものでこういう専門書ほど作者の人格がイメージできる。
「わかる!?『ディコンストラクティヴィスト・アーキテクチュア』なんだよ!!」
「『ディコンストラクティヴィスト・アーキテクチュア』って(笑)『解体の建築家』ってなんなんですか。作るの?? 壊すの??」
「それは回転であり亀裂なのだよ!!」
「わかります!! 中村一義も『状況が裂いた部屋』とか言ってました!!」
「わかるか!?」
「わかります!!」
「飲もう!!」
そして僕らはエモーショナルにハシゴ酒してしまうのだ。


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最終更新:2007年01月08日 00:48