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ここ1週間くらいで読んだ本の感想をまとめます。
『建築と時間』は磯崎新の飄々とした語り口調が楽しかった。でもこれは僕が建築を始める前に危惧していた「建築というよりは文学」的な本だった。建築を語っているようで実は言葉の問題なのでは、と思ってしまった。ポストモダン。大学生の頃は好きだったけど。脱構築とか。解体とか。ロックだなーと思ってたんだけど。今はあんまり興味ない。ポストモダンはニヒリズムと表裏一体だ。そこにとどまるよりも新しい価値を探すべきだと思ったりする。
『9・11』チョムスキーの語り口は非常に厳格。「そ、そうっす」と思わず居住まいを正してしまう(笑)チョムスキーやマイケルムーアに期待してしまう。アメリカの自浄努力として。
『一本の鉛筆から』は丹下健三さんの自叙伝。本を読んだだけでも丹下さんの素晴しさが伝わってきた。素晴しいひとだと思った。建築家としてあまりにも偉大なひと。
『モダニズムの軌跡』も丹下さんのインタビューが抜群に良かった。モダニズムの大まかな流れがわかってきた。
『建築の七つの力』も面白かった。「ゲニウス・ロキ」(地霊)にはかなりインスピレーションを得た。何故か鈴木博之さんの文章には惹かれてしまう。
これからも建築の本はどんどん読むと思う。ル・コルビュジェと丹下健三さんについてもっともっと知りたい!! でも勉強だけしててもラチあかないからね。そろそろ描き始めようと思う。僕の新しいチャレンジだ。
「ただ単に過去のもの、現代のもの、西洋のもの、東洋のものの断片を寄せ集めただけの折衷主義は、現在、ポスト・モダニズムなどと呼ばれているが、私はそれらが現代の状況を表現するものであるとは思わない。現代の文明史的状況をより適確に反映する表現を発見してゆくことによって一つのシステムを持った時代様式が創造されることを期待したいのである。
私は、時代様式を持つことによってのみ、建築と、都市環境はより人間的なもの、人間の心に訴えるものになると信じている」(丹下健三『一本の鉛筆から』)
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2007年01月] - &trackback() - 2007年01月15日 23:25:08
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最終更新:2007年01月15日 23:36