アットウィキロゴ
#blognavi
銀行から郵便局にお金を移すのは大変な作業である。
僕の使ってる銀行は駅の南口に。郵便局は駅の北口にある。道中を大金抱えて歩くわけである。怖い。ひったくりが横行してるという噂もあるし。
僕はもともとあまりお金を持ち歩かない主義である。持ち歩くお金がないと言われればそれまでだけど。ヴィヴィアンウエストウッドの立派な長財布を持ってるけど、だいたいいつも8000円くらいしか入ってない。だからこの銀行-郵便局間の現金輸送はいつもちょっと緊張するのだ。
銀行まではお散歩気分でのんびり歩く。
秋の日差しがロータリーに降り注いでいる。「今の女子高生は紺のハイソなんだなー」とか「スキニー好きにい」などと独りごちながら初秋の風に吹かれる。
銀行から現金を引き出すとにわかに緊張する。
危機感を高める為に「俺は今尾行されている」という設定にする。俺は今狙われている。
最大の問題はお散歩気分でサンダルを履いてきてしまったことだ。万が一ひったくりにあったとしてダッシュできない。スニーカー履いてても走れるかわかんないけど(笑)
「ハローハリネズミ!!」などと心の中で絶叫して俺は逃げる。
バックをなるたけぴたりと体に密着させ、信号待ちでは周囲に目を配り。尾行を撒くためにスーパーマーケットを通り、本屋でナンバーを立ち読みする。イビチャ・オシムのインタビュー記事はおもしろかった。
人込みの中を稲妻のようにジグザグ歩きし。駅を超え、商店街を通り、無事郵便局にたどり着いた。
ここで短い映画が終わる。
スリリングだ。
日常はスリリングなものなのだ。
僕はいつもこんな独り遊びをしている。
僕は空想の尾行を撒く。


カテゴリ: [日記] - &trackback() - 2006年09月25日 22:00:28

#blognavi
最終更新:2006年10月04日 12:41