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僕は精神科病院で働いてる。
僕が働いているのは、アルコール依存症患者が入院する病棟だ。僕がアルコール病棟って。なんかギャグみたいな話だけど。
「もっとアルコール依存症の勉強をしたい」と訴えたら、科長がとある断酒会に参加できるよう計らってくれた。
断酒会(!)
すごい名前(笑)
ちなみに日本にはおおまかに言うと、アルコール依存症のひとの為に、断酒会とAA(アルコール・アノニマス、無名のアル中という意味)というふたつの自助会がある。
断酒会では参加者が自らの過去を赤裸々に語る。
赤裸々な過去を全員で分かち合っていく。
新鮮な体験だったけど、きっと慣れるだろうと思った。
けして断酒会を否定するわけではないのだけれど、断酒会を離れてスリップ(再飲酒)してしまうひとがいるっていうのは凄くわかる気がする。
断酒会が無力だとか無意味だとかいうわけではなくて。
いつまでも自分を語り続けることなんてできない。
自分語りはどうしたって頭打ちになる。
自助会を離れるひとはきっと、自分語りに飽きてしまうのだろう。
「物語る」という行為は、純粋に技術だ。
僕のいる世界は強力すぎて、僕は時々途方に暮れてしまう。
やりたいことはわかってる。
でもきっと今の自分では成立しないことなんだ。
あがいて。あがいて。あがいて。
結局涼しい顔してすべてを受け流したりする。
そういうのってクールなのかな??
頭がバカになってるだけなのかも。
僕は毎日くるりを聴く。
旅をしよう。
どこにもいけない僕らの音楽。
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最終更新:2009年09月15日 00:30