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秋雨の休日。
雨の間隙を縫って干した洗濯物が全滅。僕は洗濯が好きだし、自分で干した洗濯物には愛着がある。秋雨にそれを蹂躙されちゃたまんない。でっかいビニール袋ふたつ持ってコインランドリーへ行った。
コインランドリーは情緒的だ。
照明がついていてもどこか薄暗い。うんうん唸る洗濯機と、あくまで勤勉にドラムを回し続ける乾燥機。そして、街中のどこよりも、温かい。
コインランドリーは無人だった。
憂鬱そうに煙草をくゆらせながら週刊誌を読む女の子がいれば完璧だったんだけど(笑)愛しい洗濯物たちが乾燥機の力によって再生するのを待ちながら、僕はスティーブン・キングを読んだ。
キングの新刊出ないかなーなんて言ってたら、ホントに出てた!
『夕暮れをすぎて』というタイトルの短編集だ。
キングにしては少々情緒的にすぎるタイトルだけど(笑)
『ジンジャーブレッド・ガール』という短編が最高だった!
心に傷を負った女性が走ることに依存していく。彼女は悲しい過去から、夫から逃れ、シーズンオフの小さな島へと渡る。そこで彼女を待ち受けていたのは、おぞましい事件だった……。
キングの短編では最高傑作だと思う。
キングの暴力的な世界が、コンパクトにスピーディーに展開する。ページを繰るのがもどかしいくらい、わくわくしながら読んだ。
スティーブン・キングは別格だ。
ローレンス・ブロックもマイクル・コナリーも面白いけど、やっぱりスティーブン・キングは別格だ。キングは僕にとってのスーパーヒーローだ。
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2009年10月] - &trackback() - 2009年10月02日 21:34:53
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最終更新:2009年10月02日 22:03