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病み上がり。
くまファミリーと花見。昼酒飲んだらまた体調が悪くなってしまった。ぼろんぼろんの体で今日は患者さんと花見。花は匂えど、体は病み、ままならない。

夜はおとなしく読書をした。
ローレンス・ブロック『倒錯の舞踏』
彼の探偵物はあんまり科学的じゃないし、ユルい。プロットなんて偶然ばっかだし、「このひとあんまり銃のこと詳しくないのかな」と思うこともしばしばだけれど。やっぱり好き。言葉遊びも楽しい。『倒錯の舞踏』の筆の置き方は最高にクールだった!
解説を読んでたら凄い言葉があって。
レイモンド・チャンドラーが「簡単な殺人法」の中で探偵のことを『卑しき街路を歩く高潔の騎士』と表現してるんだって。
卑しき街路を歩く高潔の騎士。
これはまさしく長編小説を描く時の僕の自意識の有り様だと思う。
たとえ自分が卑しき街路の一部だとしても。
僕は真実を探し、それを提示しようとあがく。
そして、できることならば、誰かを救いたいと思う。



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最終更新:2010年04月10日 00:34