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地元福島の映画館で宮崎五朗監督『コクリコ坂から』を観た。
まず感想、批評うんぬんの前に、一言言わせてください。
宮崎五朗監督。ダメ息子とかむちゃくちゃ言ってホントすんませんしたwwww
『コクリコ坂から』素晴らしい作品だった。
鑑賞後、もうビール飲みたくてたまらなかった!
興奮状態でどんどん言葉が溢れてくるんだけどまとめることができなくて、つうかもうビール飲むしかないっしょ? まいりました、みたいなカンジ。
高度経済成長の横浜を舞台にした物語。
またいいカンジに手島葵が暗い歌を歌っていたもんで、さえない映画になってるんじゃないかと思ってたんだけど(笑)
繰り返しになってしまうけど、本当にいい映画だった。
何が良かったかって、きちっと群像を描けけていたところじゃないかな。主人公も、助演も、脇役も、ごしゃごしゃしたその他大勢も、みんな生き生きしてた。『ゲド戦記』は世界を描くことにやっきになって物語がぼやっと拡散してた印象だったけど、コクリコは群像を描くことでくっきりと世界が立ち上がった。
大勢で肩を組んで歌うシーンが印象的だった。今の時代そういうことすんの甲子園のアルプススタンドくらいだと思うんだけど(笑)ああいう熱さはアリだなと思った。「高度経済成長の時代はいいよな、熱くて」とかそういう懐古主義ではなく、その時代を知らない世代の憧憬でもなく、うちらはこの時代でうちらなりにやってこうぜっていう。こんな時代だからこそ、うちらなりにやってこうぜって。なんかふつふつと元気が出てくる映画だった。
もちろん、すべてを手放しで評価できるわけじゃない。カルチェラタンの群像劇と、海と俊の血縁ドラマが分離してしまってひとつの物語として統一感がない。クロスさせるやり方はいろいろあると思うんだけどね。ちょっと今は思いつかないけど(笑)むしろおもいっきりカルチェラタンに舵を切ってもよかったかもしれない。
コクリコは血縁ドラマじゃないんです。群像劇なんです。そしてあの群像の描き方は宮崎駿の真骨頂でもある。
宮崎五朗はやっとふっきれたんじゃないかな。
宮崎五朗は宮崎駿の息子であることを受け入れたんだと思う。
親殺しの物語から自由になれたんだ。
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2011年09月] - &trackback() - 2011年09月03日 03:08:57
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最終更新:2011年09月03日 03:37