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12月になりましたね。
「俺絶好調じゃん」とか前回書いたのにおもいっきり体調崩してました。ディズニーランド行って翌日浅草60キロクロスバイクの旅とかしたら完全に体がおかしくなってしまった。疲れは抜けないし耳の調子は悪化するし。そういう時に限って看護学校の課題が山積みで。数えたら8個くらいあって(笑)看護過程の宿題終わって今僕の部屋はちょっとしたアフターパーティー。
十日間くらい死んでた。体もそうだけど心が全然ついてこなかった。グループワークとか最後に自分がなんとかすればいいやと思ってたし、実際今までなんとかしてきたんだけど、今回はいかんともしがたかった。メンバーに迷惑かけてしまった。ほんと自分がポンコツすぎてつらい。サッカーだったら完全にスタメン外されるレベル。
ようやく時間ができたのでthe HIATUSの新しいアルバムを聴いている。
『A World Of Pandemonium』
細見君のメロディが綺麗で心が浄化されていくみたい。
前作の混沌を完全に突き抜けたような、目がくらむような美しいアルバム。あの90年代的ないなたさが消えた(笑)ブレークスルーしたね。でもPandemoniumって混沌とか大混乱した状態とかって意味なんだよね。

 僕は想像してしまったんだ。
 瓦礫の街に楽団がやってくる光景を。
 楽団のメンバーは無口でシャイなやつばかり。
 彼らは手早くセッティングを済ませて「いっせいのせ!」で音楽を鳴らす。
 その音が街に響き渡る。
 無人の街に。
 取り残された動物たちだけがその音に耳を澄ませている。
 そのぞっとするような光景を。

凄く綺麗な音楽なのに、静謐で、悲しい。
東北大震災後、原発クライシス後というコンテクストがあるからこそこの音楽は心に響く。疲弊しきった僕の心に。

僕は震災直後に地元の福島市に帰って、食べ物のないスーパーやガソリンのないガソリンスタンドや崩れた家や正気を失った新聞なんかを見てきた。あの時のデッドエンドの気持ちは一生忘れられないと思う。
今もテレビで震災の報道があるとチャンネルを変えてしまう。顔がこわばって、涙が出てしまう。原発クライシスによって福島が無茶苦茶になってしまったことをいまだに受け入れられていない自分がいる。震災の当事者ではないけれど、僕は福島を故郷に持つものとして、この時代に生きるものとして、精神的な傷を負ってしまった。
震災直後は毎日心の中で謝っていた気がする。何もできなくてごめんなさい。助けてあげられなくてごめんなさい。関係ないのに傷ついてごめんなさいって。三年時間をくださいって思ったんだよね。看護学校でちゃんと勉強して、看護師になって、きっとみなさんの役に立つ人間になるから。僕に三年くださいって。
あの頃の気持ちを忘れてしまったのかも。とにかく毎日忙しくて、覚えることがありすぎて、心も身体もまいってしまって。気力だけじゃどうしようもない状態。

時々別れた彼女のことを思い出す。
今日はとても寒くて、あのこも真っ白い息を吐いているんだろうなと思った。
こないだ学校の図書館で看護系の雑誌を読んでいたら偶然彼女が出てる記事を見つけて。とても懐かしかったな。頑張ってるんだなと思った。
恋が終わって今ようやく急性期を抜けたカンジかな。今は回復期にあると信じたい。
時々、何もかもが色あせて見えるんだ。
若い女の子がひどくつまらなく思えてしまう。
だから、僕はあれだな、宿命的な恋にでも墜ちない限り救われないんだろうな。

慌ただしい日々。
今ある条件で、ベストを尽くすしかないんだよな。体力も気力も有限だから、なんとかうまく調節していくしかない。そういう能力が致命的に欠けているのも知っているけれど。バランスとかね。極端な人間だから。
「ばーか」っつって飄然と笑っていられたらいいのに。

また愚痴をこぼしてしまった。
文章を描く時くらい楽しい気持ちでいたいのに。

大丈夫。
杞憂だよ。
ほんの少し疲れてしまっただけ。
休んだらきっと回復する。
目が覚めたらきっとマーベルコミックのスーパーヒーローみたくなってる。


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最終更新:2011年12月02日 22:55