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ブレイブストーリーを読み終えた。読み終えたのが会社の喫煙室だったので涙をこらえるのが大変だった。
2週間僕は幻界(ビジョン)と東京とをいったりきたりしていた。5年生のワタルと共に泣き共に笑った。
キキーマとミーナとジョゾと大冒険。カッツはエロス。ミツルとはいつか親友になりたいな。
幻界から戻ると僕は高層ビルの中にいる。警察の取調室みたいな喫煙室。耳が痛くなる高速エレベーター。ブロイラーみたいな非正社員(もちろん僕もだ)。そして眼下に広がる東京。
ここから美しい夢が生まれてくる。
幻界は東京であり東京は幻界でなのだ。
宮部みゆきさんはこの物語を母親のような気持ちで描いたのだと思う。
「男性的な構造主義」とか「女性的な生理の物語」とかいうカテゴライズは嫌いだ。うさんくさい。でも例えばスティーブンキングに比べたりすると宮部さんはとても女性的だと思える。女性の生理の部分ではい。キメ細やかで柔らかいのだ。綿密で繊細なのだ。
きっと宮部みゆきさんはこの物語を微笑みながら描いていたのだろう。子供の成長を見守ることほど楽しく、驚きに満ちたことはそうないと思う。
いつか僕もこんな優しいファンタジーを描きたい。
勇敢な「僕」のストーリーを。
夢を見続けよう。
ブレイブに生きていこうぜ。


カテゴリ: [日記] - &trackback() - 2006年10月19日 23:33:12

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最終更新:2006年10月19日 23:50