オナニー失敗談

あれは忘れもしない工房時代。
俺は自らに「一日最低でも3回」という厳しいノルマを課し、日々オナニーの研鑽に努めていた。
そして高2になった頃には、既に ありとあらゆるオナニーをやり尽くしていた。
俺は毎日に倦んでいた。 もっと・・・もっと力が欲しいッ!
よりリアルで、より刺激的なオナニーは無いものか・・・。
オナニーを極めた後も、俺は究極のオナニー法を探求し続けた。

手を使う以外の、もっと身体全体を使ったオナニー。
それでいて 合理的に、体力の消耗も少なく、かつ気持ち良くなれるオナニーは無いだろうか。

そして17歳の俺は、ある日 とんでもないオナニー法を考え付いた!
その至高のオナニー法とは・・・


俺の部屋には、大きなダブルベッドがある。
あまり想像したくはないが、俺の親父とオカンが若かりし頃 愛し合ったであろう、年代物のダブルベッド。
そのダブルベッドの構造は、ちと説明し辛いんだけど、まず木の枠組みがあって、
その上に巨大なマットがあって、その上に更にドでかいマットが乗ってて、
んで その上に布団があって、その布団の上で俺が寝るという構造。
で、俺は巨大なマットと巨大なマットの間のスペースに着目した。

ここに自分のチ○コを挟むと、どうなるんだろう??

ラマルクが唱えた獲得形質の進化論で例えるなら、
俺は あの日、確実にオナニストとしての「進化」を遂げたのである。


究極のオナニー法を発明した俺は、即座にチ○コをベッドの隙間に挟んだ。

・・・うほっ、これは・・・想像以上に素晴らしい!!
ベッドの適度な重さ、チ○コの擦れ具合、恥ずかしさ、どれを取っても申し分なし!!

さっそくエロい妄想をしながら、腰を前後に動かす。

うをををを、こいつぁ凄い! まるでバックで挿入してると錯覚するぐらいのリアルさ!
「ギシギシ」と音を立てて軋むベッドの音が、俺をより興奮させる。
妄想も腰の動きも どんどんヒートアップ。 す・・・すんごぃ気持ちいぃ~~。
むしろオナニー自体の気持ちよさより、こんな凄いオナニーを発明した、自分自身に酔いしれていた。
もしかして俺は、人類最強のオナニストになれたんじゃないか!?
俺は・・・オナニーの天才かもしれない!!!


3分ぐらい腰の前後運動を繰り返した頃であろうか。
どんどん気分も高ぶってくる。 それに比例し、ピストン運動の動きも早くなってくる。

うぉぉぉ・・・・あ、熱い! チ○コが超熱いぜ!! すげぇ、めっちゃ熱い・・・

・・・・っていうか、熱っっ!! ホントに熱づっ!! てか、痛っっ!!!!

あまりの激痛に驚き、マットの隙間から 自分のチ○コを引き抜く。
そして俺が目にしたのは、未だかつて見た事もない、変わり果てた己のチ○コであった。


ひぃぃぃぃ!! チ○コが血まみれ!!!!
なんとマットの摩擦熱で、チ○コの皮(外側じゃなく、生身の皮)がズル剥けになっている!!
それは17歳の俺には、あまりにも現実から懸け離れた、凄惨な光景だった。
自分のチ○コが血にまみれ、真っ赤に染まっている!
そして チ○コを襲う、耐え難い激痛!!
俺はあまりの事態にパニックに陥り、悲鳴を上げてしまった。

「うわ・・・うわわっ・・・・うわわわわぁぁあぁあぁぁっっっ!?!?」
まさに絶叫である。 その絶叫が、更なる悲劇を生んでしまった。

その声を聞きつけたオカンが、下の階から 階段を駆け上ってきたのである。

オカン「蟲、どしたん!? あんた一体何があったん!?」

俺「あ、いや、何でもないけん!! 入って来んとって! ほんま何でもないけん!!(涙)」

血まみれのチ○コを握ったまま、必死でドアを開けさせまいと踏ん張る俺。
恐らくあれが、俺の人生の中で、最も情けない瞬間だったであろう。
ようやくオカンを説得し、なんとか危機を乗り越えたと思った。

しかし 安心したのも束の間、その晩 真の地獄が俺を待っていた。

「ぎゃあああああああああっっ!!(涙)」
風呂に入った瞬間、生涯味わった事のない激痛が、再び俺を襲った。 風呂場から響き渡る、俺の断末魔。
その日以降、3日間は 湯船に浸かる度、チ○コを激痛が襲った。
終いにゃ、チ○コから 変な膿が出るわ、とんでもない量のチンカス出るわで、最悪の結末に終わった。

因みにその一件以来、俺がオナニズムの道を追求するのを諦めたのは言うまでもない。 ~BAD END~

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最終更新:2007年10月25日 23:35
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