1970年代初期の第一次エレキブームの数少ない生き残りである渋谷尚武が河合楽器製作所、日本楽器製造(現ヤマハ)、フェルナンデス勤務で得た知識をもとに1975年に20才台の若者3人と創業したギターメーカーである。
渋谷にあった医院を改装したショップには、森園勝敏、石間秀機、高中正義、大村憲司、徳武弘文、土屋昌巳らが訪れ、経営は順調であった。
一方、ESPは人気ギタリストのCharのシグネチャーモデルや、1980年代のジャパニーズヘヴィメタル(ジャパメタ)ブームに乗り躍進。ラウドネス、アクションなど当時の人気バンドの数多くのグループがESPのギターを愛用した。
日本国外においても、ジャーニーのニール・ショーンのダブル・ネックギターを製作したことで注目された。その後ドッケンのジョージ・リンチや当時キッスに在籍していたブルース・キューリック、メタリカではジェイムズ・ヘットフィールド、カーク・ハメットらの使用により有名ブランドとなった。
アパレルメーカーであるPEACE MAKERのデザインを取り入れたフィニッシュを持つ楽器や、ドラえもんのイラストが施されたギターや、機動戦士ガンダムに登場するビームライフルの形状のギターなどの、旧来の楽器のイメージにとらわれない異種メディアとのコラボレーションも行っている。(cited from wikipedia)