コンバイン

噴き上がる程に熱せられた奸物が堰を切ったように
八ッ場ダムを怒涛の羊が赤裸々に放免されかかったようにも
見えなくもなかった潜在写真の暗黒のシャチホコを
レバ刺しと織り成した百代のさざ波のブブゼラのグラインダーの右側部分の
戦場のピアニストの蝶番のペテン師の包茎手術の領収書の切れ端の寄せ集めの
肥溜めの盲目の断崖の切り立った絶壁が降り立った風貌は祝福のコンバイン

ヤンマーニ

そうその時は鄭重に取り除かれた泡沫同士のデートを妨害した美人
過ぎる蟹漁師の融通無碍なる生き様をしらんぷりし兼ねない我々人類の
学習態度におけるのらりくらりとした清廉さのようなものが雪崩を打って
たらちねの若旦那衆の餌食となるや否やという時こそすでに拒まれた
ヤンマーニがそそくさとした立ち振る舞いに付け込んでもいいか悪いかというと
そんなにどうでもいいものでもない様な気がすると述べる弱冠49最の
パートタイマーに御礼申し上げると共に手ぐすねを引きながら千載一遇のチャンスを
ふいにしようと目論むほくそ笑み太郎のほくろと臍の黒さはももいろクローバー
では言い表せないと信じられている一種のコマドリのおしっこの芳香

星屑のロンリネス

悪名高いイワンコフって一体誰なんですかと聞く前にやることが山積している筈の
森口くん家の屑籠に散りばめられた星屑のロンリネスがっちょんがっちょんという
ギャグは不発に終わることなく一生一緒にいてくれなどと申した気がするが断った

スンスス

寂寞が落とした一つの影が瞬く間に備長炭を揺るがしその結果温室効果ガスの削減に
繋がるみたいなおじさんの妄言をうつらうつらと書き留めたるはシェラハザードじゃなくて
フンムッムムムと言ってしまいそうな良く考えたら回ってしまいそうな地球儀を満遍なく
こすり付けたのちに訪れる一抹の寂寥とさっき言った寂寞がせめぎ合いながら昇天
しそうになる瞬間のVTRは残念ながらお出し出来ませんとそう言い残してしょっぴかれた
しょっぱいしょっつる焼きそばのウヌヌンガのヌラヌラのチンチロのペンパラのでっかい象の
脚の爪の細部の至る所に時折見られる感動的な保安官を警抜なスンススに明文化運動

みずたまりの透明度

繁華街の裏路地にひっそりとしたたたずまいでたたずむこちらの男性に
焼け焦げるような熱い視線を送るあなたの友達の借金の督促を電話越しに
迫るババアの鼻の穴に吸い込まれた大気の100年前の位置の不確定さを
無理やりこじつけるオカルト研究家の眉間に刻まれた深い溝の模倣の卑しさ
を糾弾する陣営とその反対側の陣営の間の軋轢の瑣末さに辟易するようにも
見えるクロアリの天敵のシロアリの天敵ではないサザエの名にちなんだキャラクター
の上空に見える雲の絵が何枚も立てかけられた竹やぶの向こう側で呻いている
彼女の心の底のわだかまりのふきだまりのみずたまりの透明度

ナナナ

触られたおしりのこれまでにない柔らかさと言えばお分かりになるような
阿吽の呼吸を台無しにした貴様ら五所川原の言い訳を覚えていないなどと
先輩の中枢のグリコーゲンのヒロポンのペトラルカのサピエンスの宮中の
どんでん返しの本田さんカッケーのゴールドソーサーのヘテロセクシュアルの
エピステーメーのミシェルフーコーの河童の川流れのえさ槍の土留め色の
ゲテ物のバケ物のバケーションの廓のテラスの反吐のうるち米の孔雀の
空洞の向こうのフェンスの穴の下の土の硬さの強さのフフュフュフュフの
ポポポのデデデの鬼太郎のナナナーーーーナナナーーーーの長久命の養命酒の
ペールギュントのサッカレーのサッカーのカレーのサッチャーのピッチャーのあ

否定

お前が殺した軍勢の怨念が一丸となって押し寄せてくるよさあ始めよう夢の中から
内側を破るようにして外に出るフリをしていっぱい気持ちよくなって自制したり挫折したり
永遠に思える時の中をグルグル徘徊するつもりで本気で疲れないように機械の力を借りよう
マッサージ機も全自動皿洗い機もみんな手伝ってくれると口約束しかしてくれなくても
疑わずに信じろ先週言われたように何度も何度も同じ過ちを繰り返して列車に乗ってという
ことではなくてそうではないということがそもそも違うくて何が違うのか分からないというわけでもなくて
とにかく何でもかんでも否定すればいいかというとそういう訳でもないというのが最早何でも
否定してるのと何ら変わりはなくてだから牛頭馬頭とはいえ一念発起して何らかの衣類を

イピピライ

飛翔する味噌汁の具財たちをその胸に旅立つ日が永遠の別れとなる契約の不履行の
未来の光の明日の希望の手紙の襖の向こう側のざわめきの高鳴りの聞こえない音楽の
決して見えない光芒の満ちる宇宙の裏側の汚さの反動の空爆の戦車の存続の惑溺の巨人の否の
否の否の否の愚の愚の緞帳の桟敷の片棒の無辜の田楽の寸胴の網膜の限界の否の
否の否の否のふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁののいぴぴpらい

小さな衒学者

舞い降りたアェオロスの挫かれたアキレス腱と輝きを放つエクスカリバーの切っ先を
向けるその先はケンタウルス座より7時の方角を暗示するかのような滅却を厭わない
小さな衒学者の偽らぬ年賀状の行方は滅びの下駄箱ともつかぬオンボロが行き交う
その上に再びあふれ出すゲボのせつなくて甘いごとしは本堂の奥深くに封印されし泌尿器

亡霊たちの誕生日

粉々に砕かれた尾てい骨の悲しみを啄ばんだ鳥たちの鳴き声の共鳴が
アウアウアーというようにそれはまるで泣き叫ぶ民衆のあらぶりと一体化
しつつケバブを食したらさぞかし美味だろうなんていう甘っちょろい希望的
観測の墓場に掘り込んでみても何も変わらないと嘆く亡霊たちの誕生日を
誰も覚えちゃいないと嘯く彼の右手首には珍しい漬物を創った痕跡がほの見える

托鉢僧の一生

行く先々で神妙なる面持ちのおモチを配り歩く托鉢僧の一生を振り返ると面白いことに
一度も大きな病を申告し忘れないという事実が判明するとともに益々のご健勝をお祈り
する神経の太さを鑑みずにじたばたともがいても無駄ですよと言わんばかりのヒゲ面を
これでもかと仰りながら迫りくる度量は11年前のパーティーのときに絨毯に落とした豚肉

分娩台

分娩台に因んだ五角形の不思議な蟯虫を手の平に乗せて物思いに耽る君がいつもしている
超光速度の発声練習に聞く耳を持たない奴らの爪の垢の馬の骨の金魚のフンの精神を忘れずに
つまりは忘れるということはあれだからそして浸食されたマネマネのHPの寂しさを競って補うように
押し合いへし合いするモンゴロイドのペーターカルソン君は12歳の時に連立方程式をお蔵入りさせた
実績の持ち主を殴った罪で懲役30年の実刑判決をチラつかせられたことで心に深い傷を負いしかも
脳神経の飛び出た形が芸術的だとして万国博覧会の招待状を配る権利のズロースのソテーの
マリネッティの何が何だか分からなくなったと言うLのその瞳の黒さを裏付ける研究成果が今にも
ネイチャーに載らんとするその時こそ君が50年の眠りから目覚める瞬間

ギャグ漫画日和のエピゴーネン

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焦げ付く肌のいざなう龍の神の掟の裏切る歩哨の哀しきレベルの損なう天球の
軌道の血の絆の表情の美しさの底引き網のギャグ漫画日和のエピゴーネン
最終更新:2015年05月24日 18:02