ほんの一冊


  • 初版:1999年2月5日
  • あとがき:


感想(2011/02/20)
いしいひさいちの四コマ漫画もすきなのですが、彼が書く文章はもっと好きです。
発想の自由さと、肩肘を張っていない感じが好感をもてます。
私の一回り上くらいの年齢なんだと思うのですが、つねに追いつけない親戚のお兄さんみたいな感覚です。
特にこの本は作中人物が書評をするというスタイルで、曲芸のように文章で芸をしています。
取り上げている本の幅は広いのですが、何冊かトンデモ本で紹介されている本もあったりして、色んなところを参考にして楽しみながら本を読んでいるのがうかがえます。

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最終更新:2011年02月20日 06:03