『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』シリーズ最新本が出版へ、映画化に期待?

トム・クルーズとブラッド・ピットの共演で1994年に大ヒットした『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』。その原作者として知られるアン・ライスが、同シリーズの最新本を今年10月に出版することを明らかにした。
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Varietyによると現地時間9日、アンは息子クリストファーが共同司会を務めるポッドキャストによる番組に出演し、「次回作となる最新小説について、ようやく発表できることになりました。タイトルは『Prince Lestat(原題)』。“ヴァンパイア・クロニクルズ”の一冊です」と告げたそう。

「ヴァンパイア・クロニクルズ」とは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』として映画化された原作『夜明けのヴァンパイア』を始めとする一連のヴァンパイア・シリーズ。アメリカでは現在、10タイトルがリリースされており、第11弾となる最新作『Prince Lestat(原題)』は10月28日(現地時間)に発売される予定とのこと。最新本は、1988年に発表した『呪われし者の女王』(日本では1995年に翻訳本が出版)の「真の続編」のようだ。

近年アメリカでは映画『トワイライト』や海外ドラマ『ヴァンパイアダイアリーズ シーズン5』のように、吸血鬼物が人気を博しているが、それよりもずっと前にヴァンパイア・ブームに火を付けたのが本シリーズ。映画化された『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』では、ブラッド演じるルイスが自分を吸血鬼にしたレスタト(トム)の話をジャーナリストのマロイ(クリスチャン・スレイター)に語るというストーリー。アンは本作で脚本も手掛けた。

同シリーズからは、原作『ヴァンパイア・レスタト』と『呪われし者の女王』を合わせた形で映画化した『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』も2002年に公開された。本作ではスチュワート・タウンゼントが、100年の眠りから覚醒し、ロックスターになるレスタトを演じた。

日本では吸血鬼を題材にした作品はヒットしないと言われることもあるが、本国アメリカではレスタトのストーリーの復活が話題になりそうだ。映画化権を巡り、スタジオが争奪戦を繰り広げるなんていうニュースもそのうち入ってくるかもしれない。

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最終更新:2014年07月17日 14:51