アルスナル(戦艦)

アルスナル(戦艦)


アルスナルは我が国の海軍がかつて保有していた前弩級戦艦。アルスナル級二等戦艦の1番艦であり、ネーム
シップである。



アルスナル
艦種 二等戦艦
艦名 アルスナル
起工 1901年3月13日
進水 1902年5月8日
就役 1903年7月19日
退役 1918年6月14日
その後 浮き桟橋として1979年まで使用され、
その後売却
性能諸元
排水量 基準排水量 9496トン
満載排水量 10677トン
全長 140.2m
全幅 22.3m
機関 石炭重油混焼缶12缶
レシプロ機関2基2軸
最大出力 6000hp
最大速力 15.6ノット
航続距離 10ノット/8900浬
燃料 石炭:1000トン
重油:500トン
乗員 650人〜800人
兵装 25.4cm45口径砲連装2基
15.2cm45口径単装砲12基
7.62cm45口径単装速射砲18門
53.3cm水中魚雷発射管4門
装甲 舷側装甲180mm~80mm
甲板装甲75mm~25mm




1.艦歴

完成こそしたもののアルスナル級は戦力としては期待されておらず、同型艦のルクバトとともに独立した戦隊を編成し、本国周辺での警戒任務などにあたっていた。

1918年、岩礁と接触して船体を損傷、損害は軽微と思われたがキールに損傷が発見され、退役した。その後は武装など装備を撤去された状態で浮き桟橋として1978年まで使用されていたが、船体の腐食などが進んだこともあって1979年に解体された。


2.同型艦

同型艦は本艦も含めて3隻が起工され、2隻が完成した。

 1.アルスナル
 2.ルクバト
 3.アルカブ(進水後に解体)
 4.アスケラ(計画のみ)
最終更新:2014年05月23日 08:56