Locate32

目次


概要

  • ファイル名だけインデクシングしファイルの中身をインデクシングしないかわりに省メモリで高速なファイル検索エンジン
    • リムーバブルドライブも検索可能
    • ファイルサーバ上のファイルも検索可能
    • Everythingと違ってインデックスは作成する(ただしファイル名だけ、スケジューリング可能)
    • 検索時にオプションで設定すればファイルの中身の検索もできなくはない
      • ただし、ファイルの中身はインデクシングされていないので、検索は低速
      • テキスト以外のファイルの中身は検索できない
    • ショートカットキーのカスタマイズ性が非常に高い
    • Find and Run Robot 用のプラグインがある(が、日本語は文字化けする)
  • ポータブル版としても使用可能(?)

URL

インストール

  • exe形式のインストーラで、もしくはzip形式のファイルを展開するだけ

設定

  • portable.ini を locate.ini にリネームしてから Locate32.exe を起動するとポータブル版として動作する(ただし動作は不安定)
    • 設定内容がレジストリではなく portable.reg というファイルに保存されるようになる
    • ただしこの仕組みは、Vista以降のユーザーアクセス制御(UAC)を有効にした状態では、「管理者権限で実行」しなければ機能しない
    • この機能は「very experimental」という位置づけであり「管理者権限で実行」していても設定内容が失われることがあるので、使わない方が無難
  • コマンドライン引数(-dオプション)でのDB設定ファイル(*.dbs)の切り替えは期待したとおりの動作をしない
    • 検索対象のドライブやディレクトリのカスタム設定を再利用するには、以下の手順が必要:
      1. コマンドライン引数(-d オプション)なしでいったん起動する
      2. 設定を保存したいDB設定ファイル(*.dbs、事前に作成しておく)を Import する
      3. default のデータベース設定は、不要なら削除する
      4. Database update を実行する
      5. 終了する
      6. 次回以降も -d オプションなしで起動する
  • Addvanced 設定でのカスタマイズ例
    • Locating files and results list
      • [X] Limit the number of results (ヒット数が多すぎる場合に探索を中断する)
        Maximum number of found files: 200
      • [X] Use AND mode as a default (Google検索のようにスペース区切りでAND検索)
    • Locating files and results list > Results list
      • [X] Always show file extensions (ファイル名の拡張子を常に表示する - *必須*)
      • [X] Activate the first found file after completing search (検索後に検索結果のファイルを操作しやすくする)
      • [X] Use an another program (not explorer) to open folders (Explore以外のファイルマネージャを使う)
        C:\Q-Dir\Q-Dir.exe "%d"
        
    • System tray icon
      • [X] Single-clicking tray will open Locate dialog (トレイアイコンをシングルクリックでメインウィンドウを表示する)
    • Locate dialog
      • [X] Show results list always (検索結果リスト部分の領域を起動直後から表示しておく)
  • ショートカットキーのカスタマイズ例
    • Ctrl+F3で、検索結果リスト中の選択したファイルのフルパスを文字列としてクリップボードに取り込む
      • Key: F3 [X] Ctrl
      • Pressed when: のチェックボックス全てにチェックする
      • Action: Menu commands
      • Menu Item: File/Special/Copy path to clipboard
    • ENTERキーで、検索結果リスト中の選択したファイルのフルパスを任意のアプリケーションに渡す
      • Virtual Key: VK_RETURN
      • Pressed when: Focus not in the results list のみチェックを外し、他はチェックを入れる
      • Action: Results list
      • SubAction: Execute Command
        選択ファイルのフルパスの文字列は %d で表現する、例えば:
        C:\PortableExtentionWarlock\PEW_Launch.exe "%d"
        wscript C:\bin\mylauncher.vbs "%d"
        

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最終更新:2012年12月29日 08:46