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この研究は米国の内科学雑誌「Archives of Internal
Medicine」5月28日号に発表された。曽根博仁・お茶の水女子大学生活科学部准教授らによるもので、ウォーキングなどの有酸素運動とコレステロー
ル値の関連について調べた25の研究論文のデータを解析した。
その結果、HDL-Cの血中濃度を増やすために、少なくとも1週間に900kcal以上のエネルギー消費量に相当する運動が必要なことがわかった。
1回当たり30分以下の運動では効果が少ないが、以降10分増すごとにHDL-C値は約1.4mg/dL増加することもわかった。
900kcal以上の運動は、具体的にはどれくらいの運動量に相当するだろうか。厚生労働省が公表している「エクササイズガイド」によると、速足の
ウォーキングを1日当たり1時間(約6,000歩)続けると、体重60kgの人で週に約1,400kcal、70kgの人で約1,700kcalのエネル
ギーを消費する。
多くの人の日常での平均歩数は2,000~4,000歩ぐらいなので、週に5日ウォーキングをして、1日当たりの歩数の合計がおよそ8,000~1万歩になると、トータルで十分な運動をしていることになる。
Archives of Internal Medicine 2007; 167: 999-1008.
●詳しくは「Archives of
Internal Medicine」のサイトへ(英文・要約)