ww5.et.tiki.ne.jp/~abetaka/riron/sin/sin20.html
| 先日、勤務校で「ヘルスプロモーション」という言葉が指導案に入った保健の授業を参観しました。内容 は、身の回りの食品の染色作業を通して、人工着色料の存在を確かめさせ、健康への影響を考えさせるというものでした。この授業を見たとき、「ヘルスプロ モーション」というキーワードを入れることで、今まで行ってきた健康教育とどこがどのように変わってくるのだろうかと思いました。そこで、今回はヘルスプ ロモーションについて取り上げてみたいと思います。 | |
ヘルスプロモーションとは |
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ヘルスプロモーションとは、世界保健機構(WHO)の新たな健康戦略として提唱された理念です(HealthPromotion
:1986年オタワ憲章)。
と読み取られています。ここでわかることは、ヘルスプロモーションという考え方自体は学校教育の範疇を大きく越 えているということです。その証拠に「ヘルスプロモーション」をキーワードにインターネットで検索をかけてみると、企業、自治体などの取り組みの報告とし てページが多数表示されます。 |
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学校教育とヘルスプロモーション |
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学校教育とヘルスプロモーションはどのような関係にあるのでしょうか。平成14年度実施の学習指導要領(小中
学校,1998,高等学校1999)が公表されました。これらの内容はすでに公表されていた教育課程審議会答申(1998)に基づいて作成されたものと言
われています。その健康教育に関する内容の改善についての基本的な考え方は次のように示されています。
このように、堂々と「ヘルスプロモーション」という言葉が使われています。健康教育を進める際、これらを意識して進めていく必要が出てきます。 |
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健康教育とヘルスプロモーション |
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| 学校では今までも「健康教育」を行ってきたはずです。これとヘルスプロモーションとはどこがどのように違うのでしょうか。 わたしが参観した授業の指導案には「ヘルスプロモーションの目標は、組織的に人々の健康増進を支援すること」であり、小学校におけるヘルスプロモーションは「環境整備というよりは生涯にわたっての自己管理能力(生きる力)を育むことに重点が置かれる」と書いていました。 また、豊島登氏は、
とし、「ヘルスプロモーションは、ヘルスエデュケーションを含んだとてつもなく大きな範囲を示すものであることがわかる(前URL)」と述べています。 いずれにしても「従来の健康増進のように,生活行動にのみ視点が置かれているのではなく,生活環境の改善をもあわせて健康状態のレベルを向上させようとする新しい活動(大和町立小野小学校 大和町 健康教育推進地域事業 資料:http://www.asahi-net.or.jp/~ix5y-kktn/home.htm)」という考えのように、パーソナルな考え方からパブリックな考え方へと方向転換していく必要があるのではないかと考えます。 小学校3、4年生から保健学習が取り入れられるようになりました。健康教育を真面目に取り組んでみませんか。 |