Webコンテンツアクセシビリティガイドライン

Webコンテンツアクセシビリティガイドライン

『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティ指針1.0)』は、
Webアクセシビリティ・イニシアチブ(WAI)が発行するアクセシビリティ指針シリーズの1つで,1999年5月より開始.
ウェブページを作成する際に配慮すべき事柄について詳細に述べられていますが,その中から我々家庭医が情報を発信する際に関連性の高い項目、かつweb,またはweb以外でも使用可能な項目を中心に,紹介します.

 -> 2.0が発表されているので,更新必要です.

Webコンテンツのアクセシビリティ指針

1. 聴覚的および視覚的コンテンツに等価代替物を提供する 
2. 色� けに� �らない
3. マークアップとスタイルシートを適切に使用する
4. 自然言語の使用を明確にする
5. ス� ーズに変換されるようなテーブルを作成する
6. 新しい技術を使用したページのス� ーズな変換を保証する
7. 時間に敏感なコンテンツ変更のユーザー制御を保証する
8. 埋込みユーザー・インターフェースへの直接的なアクセシビリティを保証する
9. デバイスに依存しない設計
10. 暫定的ソリューションを使用する
11. W3Cの技術と指針を使用する
12. コンテンツとオリエンテーションに関する情� �を提供する
13. わかりやすいナビゲーション機構を提供する
14. わかりやすく、シンプルな文書を保証する


我々家庭医が情報を発信する際に関連性の高い項目

1. 聴覚的および視覚的コンテンツに等価代替物を提供する
2. 色だけに頼らない
12. コンテンツとオリエンテーションに関する情報を提供する
13. わかりやすいナビゲーション機構を提供する
14. わかりやすく、シンプルな文書を保証する


上記の具体案

1. 聴覚的および視覚的コンテンツに等価代替物を提供する
-> グラフと図の内容を要約して表示するか、説明文にリンク するようにする。
2. 色だけに頼らない
-> 色付きで伝えられる全ての情報は、色なしでも伝えられるように する。
12. コンテンツとオリエンテーションに関する情報を提供する
-> 要素をグループ化し、要素間の関係に関するコンテキスト情報を提供する ことは、おそらくすべてのユーザーとって便利。
ページの各部の関係 が複 雑だと、認知的障害を持つ人々および視覚的障害を持つ人々に とって解釈が難しくなる場合がある。
13. わかりやすいナビゲーション機構を提供する
-> ナビゲーション・バー、サイトマップ を用い見ているページの位置 関係が分かるようにする.
14. わかりやすく、シンプルな文書を保証する



問題提起

 

情報源へのAccessibility:様々な支援技術があるが,認知度の問題でまだ一般に広く浸透するところまでには至っていない.
Web,またはその他のメディアから健康情報を得ることに興味のないグループ.貧困,教育レベルの問題により,そもそも健康情報にたどり着けない人々へのaccessibilityの問題などは完全には解決されていない.

 

参考文献,サイト


Web Content Accessibility Guidelines 1.0 W3C Recommendation 5-May-1999 <http://www.w3.org/TR/1999/WAI-WEBCONTENT-19990505/>
『日本ユニバーサルデザイン研究機構』 内閣府承認 NPO法人<http://www.npo-uniken.org/jigyo/index.html>
ユニバーサルデザイン・コンソーシアム  http://www.universal-design.co.jp/
身体障害児・者実態調査結果(平成13年6月1日調査)平成14年8月厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部
<http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0808-2.html>
平成13年10月1日現在推計人口総務省統計局 <http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2001np/index.htm>
アクセシブルテクノロジ ITと障害者が変えるビジネスシーン 日経BPソフトプレス



作成:2007年4月1日n-dolphin

最終更新:2007年04月01日 16:09
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