医学英語論文作成ガイド

 

 

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論文を作成し、学術誌などに投稿するうえでは、さまざま決まりや約束事があるもの。研究結果が数値などに表れる医療界において、とりわけそのルールは厳密です。ここでは医学英語論文作成フロー・サイト「Ronbun.jp」から、その主要なポイントをピックアップ。J. P. バロン先生とR.ブルーへルマンス先生による解説をダイジェストで紹介します。

また、論文の作成や投稿における基本的なマナーは、どのジャンルでも共通する点が多いのも事実です。他ジャンルで英語の論文を作成する人も、ぜひ参考にしてください。

 

講師紹介    
J.パトリック・バロン先生

J. パトリック・バロン先生J.Patrick Barron
東京医科大学国際医学情報センターセンター長。スコットランド生まれ。米国ペンシルバニア大学を卒業後、1969 年代末に日本語を学ぶため来日。国際基督教大学で 4年間日本語を学んだ後、ロンドン大学大学院東洋アフリカ研究科で博士課程(ABD)を修了。1970年より日本における医学英語教育(English for Medical Purposes; EMP)に携わり、EMPに焦点をあてた英語教育を行う。東京医科大学教授などを経て、今日まで40年近くにわたり、日本の医学界に幅広いネットワークを築いている。
R.ブルーへルマンス先生

R.ブルーへルマンス先生Raoul Breugelmans
東京医科大学准教授。1987年、オレゴン大学で言語学と日本語学の優等学士号を取得。翌年に来日し、明治大学大学院修士・博士課程を経て、1994年から医学翻訳業務に携わり、医学英語の専門家としての道を歩み始める。日本国内外の学会や日本人医師を対象としたセミナーにおいて、医学英語、医学英語教育、医学分野での研究発表について等、数多くの発表を行っている。東京女子医科大学消化器病センターでは、医学英語コンサルタントとして症例検討会に参加している。

 

1.「医学英語」(EMP)の意義
2.医学出版のバイブル「統一規定」とは?
3.重要ポイントを走り読み!「統一規定」ダイジェスト
4.論文はどう査読されるのか?
5.医学英語コミュニケーション――日本と外国の歴史と現状
6.論文以外の英語コミュニケーション法
7.各誌投稿規定を確認する
8.カバーレターの重要性
9.「インパクトファクター」とは?

 

「Ronbun.jp」とは?
Ronbun.jp」は、J.P.バロン先生・R.ブルーへルマンス先生が、医学英語論文作成フローを伝授するサイトです。医療専門家同士の「医学英語コミュニケーション」の向上を図るとともに、医学分野において、それぞれのアカデミックなキャリア形成を促進することを目指してサポートを行っています。

この目的を達成するために、以下の点を重視しています。

1 未経験の著者(日本語でも英語でも、論文を出したことのない人)でも、英語論文の出版ができるようサポートする。
2 ある程度の経験のある著者の場合、アクセプト率の向上とそのための労力の軽減を図る。
3 すでに英語論文の業績のある著者の場合は、より高い Impact Factor の学術誌にアクセプトされるようサポートする。
4 ピア・レビュー・システムの理解を通じて、著者が査読コメントに効果的に返答し、アクセプトにつながるようサポートする。または、査読員がより良い査読を行えるようサポートする。
5 口頭発表の仕方や国際学会での効果的な振る舞い方を解説する
6 主要医学雑誌・癌領域専門誌・喘息と免疫関連専門誌について投稿規定のチェックポイントを提供する。

毎月チェック! 「CHEST Medical Writing Tips of the Month」
Ronbun.jp では、J.P.バロン先生が編集委員を務める医学雑誌『CHEST』誌の連載コラム「Medical Writing Tips of the Month」の原文と日本語訳を、毎月更新で掲載しています。

このコラムでは、伝わりやすい方法で論文を執筆できるように、経験豊富な著者、編集者、生物統計学者たちが、さまざまな角度から Medical Writing において役立つ情報をわかりやすく紹介しています。原文はpdfでダウンロードも可。ぜひ毎月チェックしてください!
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医学英語論文セミナーの動画を配信
英語での論文執筆に関連するシンポジウムのようすを動画で配信。自身の業績につながる効果的な医学英語論文の書き方を知ることができます。
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投稿に役立つ出版コミュニケーション用語の一覧を掲載
出版社とのやり取りでは、特殊な用語、特に編集や印刷に関する用語が多く使われます。その中でも必須と思われる頻出用語の一覧を掲載。投稿時のコミュニケーションの際に役立ちます。
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更新情報
CHEST誌より世界の一流著者による 英語論文投稿のコツ:オンラインの検索を引用する(2009年10月15日)New!
「COPE“英語論文投稿における倫理違反違反行為防止のフローチャート”」を新規公開致しました。(2009年8月20日)
●インパクトファクターの掲載は2008年12月末をもちまして終了いたしました。(2009年1月5日)
投稿論文チェックリストとリンクのコーナー、癌・アレルギー領域専門誌の内容が最新版に更新!(2008年9月3日)
【セミナー動画配信中】「効果的な医学論文:業績への道」
効果的な医学英語論文投稿、国際学会での発表のポイントとは?(2008年2月18日)
バイオグラフィー
はじめに 投稿論文のまとめ方 差読者の視点 用語解説
その他論文投稿の重要情報 査読後のフォローアップ カバーレターサンプル集 投稿規程チェックリストとリンク
CHEST誌より世界の一流著者による 英語論文投稿のコツ 英語論文投稿セミナー動画配信 COPE 英語論文投稿における倫理違反行為防止のフローチャート  
 
日本医学教育学会にて展示いたしました。
 
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最終更新:2009年10月25日 13:00
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