統計WEBは、社会情報サービス統計調査研究室が主催する統計学に関するWebサイトです。「エクセル統計」やMicrosoft(R)Excel を使って、実際にデータ分析を行うための知識やアイデアを紹介します。
×2のクロス集計表から求めることのできる統計量にはいろいろなものがあります。入力フォームの合計以外の4つのセル(a、b、c、d)に度数を入力して[計算]ボタンを押すと計算結果のフォームに結果が表示されます。度数の合計が1万件以下の場合に結果を表示します。
疾患 | ||||
あり | なし | 合計 | ||
検査 | 陽性 | |||
陰性 | ||||
合計 | ||||
疾患 | ||||
あり | なし | 合計 | ||
検査 | 陽性 | a | b | r1 |
陰性 | c | d | r2 | |
合計 | c1 | c2 | sum |
値 | 自由度 | P値 | |
ピアソンのカイ二乗 | 1 | ||
ピアソンのカイ二乗(イェーツの補正) | 1 | ||
尤度比カイ二乗 | 1 | ||
マンテル・ヘンツェルのカイ二乗 | 1 | ||
フィッシャーの正確確率(両側) | |||
フィッシャーの正確確率(片側) | |||
リスク比(RR) = (a/r1)/(c/r2) | |||
オッズ比(OR) = (a/b)/(c/d) | |||
感度 = a/c1 | |||
特異度 = d/c2 | |||
陽性尤度比(+LR) = 感度/(1-特異度) | |||
陰性尤度比(-LR) = (1-感度)/特異度 | |||
ファイ係数 |
医学研究の本を読むと「交絡因子があれば、多変量解析を使って調整する」という記述をよく目にします。交絡因子とは、要因と結果の両方の変数と関連がある第3の変数のことです。交絡因子がある場合に、ある要因と結果の関係を単変量解析によって評価しようとすると、交絡因子バイアスが・・・
【著】松村 真司 【監】福原 俊一
【出】NPO法人 健康医療評価研究機構(2008/09)
私は、統計学や調査研究法について何か良い本がないかアドバイスを求められると、尋ねられた方の専門に関わらず、2冊に1冊は医学系の本をお薦めしています。医師という非常に忙しい方を対象にしているからでしょうが、「無駄なくコンパクト」、「ロジックが分かりやすい」、「実践的」の3つの要件を満たした良書が多いと思います。最近になって書かれた本が多いのも魅力ですね。
当書は、「臨床家のための臨床研究デザイン塾テキスト」シリーズの第3巻で、あなたの漠然とした仮説を、概念モデルとして視覚化するテクニックを教えてくれます。概念モデルを描くことで、考えが整理され、どのようにデータを集め、どう分析すればよいかが見えてきます。また、第三者にとっても分かりやすくなるので、プレゼンテーションにも打ってつけです。
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作成:2010年3月27日