それが陽成天皇だ! 日頃、乳姥などぬ獣を虐待しており過剰なヤンチャ坊主だった。 天皇となったとき。宮中で陽成天皇の乳姥・源益を撲殺するという殺害事件を引き起こしたために、基経により強制的に退位させられた。このとき17歳だった。
陽成天皇は普段からやることがやんちゃで乱暴だったといわれています。三種の神器の宝剣を抜いてみたり、宮中で馬を30頭飼って乗り回してみたり、乳母を手打ちにしたり、小動物を殺してみたり、目に余る行為が多かったといわれます。さらに鶏合(とりあわせ=闘鶏)や闘犬も好きだったといいます。おとなしかった先帝の清和天皇と違い、血気盛んな性格は叔父である藤原基経にとっては気に入らないも。 なお、17歳で譲位が、表向きの理由は病気によるものでしたが、宮中で陽成天皇の乳母子・源益(みなもとのまさる)を撲殺するという殺人事件を引き起こしたために、基経により強制的に退位させられたのが真相だといわれるん。