作詞:kemu
作曲:kemu
編曲:kemu
唄:GUMI・鏡音リン
とんでもない現象 どうやら透明人間になりました
とんでもない現象が起こって透明人間になった。
万々歳は飲み込んで
ああでもないこうでもない原因推測をぶちまけて
一つ覚えで悪かったね
喜びはひとまず後にして
おおでもないこうでもないと考えてみたけれどよく分からない
一つ覚えの考え方して悪かったね
まあしょうがない しょうがない 防衛本能はシタタカに
煙たい倫理は置いといて
あんなこと そんなこと煩悩妄執もハツラツと
まあ、考えたってしょうがない。
考えないことにした。
透明人間ならではできるあんなことやそんなことなどを妄想し始めた。
聞きたくなかった陰口と
焼き付いたキスシーン
リセットは別の話
もう頭が痛いよ
聞きたくなかった僕の悪口を偶然聞いてしまった。
好きな子のキスシーンを見てしまった。
リセットは出来ない
色んなことがありすぎて頭が痛いよ
大嫌い嫌い嫌いな僕が 見えてますかルンパッパ
知らん 知らん 顔 して 凭れるナナメが欲しいだけ
楽観 楽観 達観 楽観 達観 楽観視 僕は透明人間
見えないクセして 世迷い言垂れても 意味ないじゃん
大嫌いだと言っていた僕が見えてみますか?
僕はそんなこと知らないような顔をしているけどやっぱり理解者が欲しいんだ
楽観視 達観視するしかない。だって僕は透明人間になってしまったんだから。
見えないから弱音を吐いたって誰にも聞かれないのだから意味ないな。
混濁とコンタクト コンダクターこんな僕を導いて
セルカークばりの粋なシチュエイション
ああでもないこうでもない あんなことこんなこと もう沢山
つべこべ排他的感情論
頭がゴチャゴチャになる。誰か僕に話しかけて。僕を導いてよ。
アレキサンダー・セルカークばりの苦難(粋だと皮肉している)なシチュエイションだ。
ああでもないしこうでもない あんなことやこんなことをしていてもう沢山だ。
感情論がつべこべ言う他の考えを排除する。
どうやら一方通行のお友達は膠もなく
随分大胆な夜遊びね
世界一無害で尚且つ傍若無人なゴミにはなれたでしょう
どうやらお変わりのないお友達は愛想がない。
僕は大胆に夜の街を歩いている。
嫌われ者で傍若無人な僕は世界一無害なゴミになれたでしょう。
そこに僕がいない事
誰も気づいちゃいないでしょう
そもそもいない方が
当たり前でしたね
そこに僕が居ないことは
誰も気にしては居ないでしょう
君らにしてはそもそも居ない方が
当たり前だったね
大嫌い嫌い嫌いな僕を 覚えてますかルンパッパ
知らん 知らん 顔 して 楽しく生きるの やめてくんない?
楽観 楽観 達観 楽観 達観 楽観視 僕は透明人間
爪噛む悪いクセ 今更止めても 意味ないじゃん
大嫌いな僕を覚えていますか?
僕のことを忘れて知らない顔して楽しく生きるのはやめて欲しい。
楽観視 達観視するしかない。僕は透明人間だから。
爪噛む癖を止めても透明人間だから意味無いね。
大往生を前にして
しゃがれた老父は笑ってた
そうかそうか道理で
ひとりじゃ笑えない
大往生を前にした老父は家族と笑っていた
僕は気付いた。
道理で一人では笑えなかったんだ。
大嫌い 嫌い 嫌いな僕が 張り裂けて ルンパッパ
届かない 戯れ言
内緒の悪口 ありがとう
大嫌いな僕の心が張り裂けそうだ。
「悪口を言って」と僕がぬかした戯れ言は誰にも聞こえなかった。
それでも内緒に悪口を言ってくれている人が居る。忘れられていない。ありがとう。
大嫌い嫌い嫌いな僕をどうか忘れないで
ごめんねそれでも端っこでいいから座らせて
大嫌いな僕をせめて忘れないでよ。
ごめんね。端っこで良いから人の輪に入りたいんだ。
交差点 人ごみの真ん中を急ぐサラリーマンが
すれ違いざま
今
半身で確かに避けたんだ
交差点に行くと、人混みの中を行くサラリーマンが
すれ違いざまに
今
見えないはずなのに半身で避けてくれた
いまぼくはここに
今、僕はここに存在できていた。