2009/5「サービスの達人たち」P.36
当時の卸売市場は現在のように築地ではなく、日本橋(大正一二年まで)で、兵次の朝一番の仕事はまだ陽の出ないうちから大八車を引いて河岸へ行き、江戸前の小魚を仕入れてくることだった。今でも、創業が大正以前となる天ぷら屋の老舗が日本橋、神田、せいぜい新橋までにしか存在しないのは、日本橋から大八車で引いてきて、魚の鮮度の落ちない距離がせいぜい三里、十二キロだったからだ。
魚の鮮度の維持が大変なのはわかるけど12kmかー。魚を食べるのは島国日本だからこそだな。
2008「生物と無生物のあいだ」
P.128
Chance favors the prepared minds.チャンスは、準備された心に降り立つ。パスツールが語ったとされるこの言葉とおりのことが起きた。
P.137
本書中でさらに、シュレーディンガー「生命とは何か」を引用している箇所から。
さて、原子はなぜそんなに小さいのでしょうか?
これは確かに一寸ずるい問いです。というのは、今私が問題にしているのは、実は原子の大きさではないからです。今問題になっているのは、実は生物体の大きさ、特に、われわれ自身の身体の大きさなのです。(中略)
かくして、われわれの問いの本当の目的は、二つの長さ-われわれの身体の大きさと原子の大きさ-の比にあることを考えると、先ほどの問いは、本当は次のようになります。われわれの身体は原子にくらべて、なぜ、そんなに大きくなければならないのでしょうか?と。
2008「究極の文房具カタログ」高畑正幸
TVで見たこともなく、ほとんど知らなかった文具王。四国への旅行中に何気なく手にとって惚れた。
紹介されている文具は数百円から数千円ぐらいの身の回りにあるものばかり。
俺はこういう理由でこれが好きだ!という思いにあふれていて、
その好きな理由を、豊富な知識をひけらかすわけではなく、
的確に使って理路整然と気持ちよく説明してくれる。
最終更新:2009年06月29日 11:52