163

問163

非ステロイド性抗炎症薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

1 メロキシカムは、シクロオキシゲナーゼ2 (COX−2) よりCOX−1に対して強い阻害作用を有し、胃腸障害を起こしやすい。
2 アスピリンは、COX−2をアセチル化により選択的に阻害するため、胃粘膜刺激作用は弱いが、ぜん息発作を誘発することがある。
3 ジクロフェナクは、強い抗炎症作用を有するが、中枢性の副作用は極めて弱い。
4 メフェナム酸は、生体内で活性型に代謝され、COX−2を選択的に阻害する。
5 セレコキシブは、COX−1とCOX−2に対し強い阻害作用を有し、心血管障害を起こしやすい。


最終更新:2013年06月18日 15:54