「6人の楽しい(?)訓練」
ここは古い工場の跡地。いたるところに機械がまだ残っているが、電気がないと動かないものだ。
そんな場所で、6人の人影があった。
「うーらーおーもーて、てってのて!」
「げ、俺マイクとかよ。よし、トラユキに任せた。」
「なにをっすか!?っていうか、このチームで勝ち目あるんすかねぇ。」
「弱気になんな、その時点で終わりだぞ。」
「あーはいはい、Aチームはマイク君、イチスケ、トラユキね。」
「じゃあそっちはヒトミコさん、ノセさん、リナさんですね。わかりました。」
「おぉ、さすがマイク君。飲み込みが早くて助かるよ。それじゃ、今から作戦タイムだから別行動だから。」
今から行われること、それはアナボライザー同士の戦いだ。戦いといっても内容は訓練のようなものだが、1つ間違えれば死は免れない。
6人はAチームとBチームの2組に別れるとそれぞれ別の方行に分かれていった。
~Aチーム~
「で、どうするんすか?」
「とりあえず、それぞれの相手だけは考えておいた。」
「えっ。」
「えって何だよ!…まぁいいんだけどさ。とりあえず、一対一に持っていくことにしたんだ。」
「一対一ですか…。どんな風に?」
ずいっと体を乗り出して聞いてくるマイクに、イチスケはふふん、と自身のある声を上げた。
そして、とこから取り出したかわからない紙とペンを使って地図を描きだした。
「それってこの工場の地図なの?」
「あぁそうだ。マイクにはリナの相手を。トラユキはノセの相手をしてくれ。」
「はぁ…、いいっすけど。で、どうするんすか?」
「トラユキはここに誘い込め。マイクはこっちな。」
「別になんでもないような気がするんですけど。」
「いやいや、違うのだよ。」
「ま、ここにおびき寄せて戦えってことなんでしょう?だったらそうしますよ。」
トラユキはすくっと立ち上がってシャドーボクシングのまねをする。
「よしっ、作戦は終了。そのことはすれるんじゃねぇぞ!」
イチスケは調子に乗って二人にそういったが、
「あなたにだけは言われたくありません。」
「イチスケ先輩がいえたことじゃないでしょう?」
「……相変わらずひどいよな、お前らって。」
「「いやだって事実だし。」」
「………うわああぁぁぁぁっ!!」
結局はこうなるのだった。
最終更新:2011年06月10日 22:24