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狂風の子1

「何をゆだねるんだよ?」
「君は戦う時にまだ遠慮がある。それでは勝てない。」
「意味わかんない」
「本気で勝ちたいなら、誰かを守りながら戦うような真似はやめるんだ。」
「な、私は…」
「結局は自分が一番かわいいんだろ?誰かを守ってあげる私素敵とか思ってんだろ?」
「お前ほんと何言ってんだよ…」
「君がいつも言ってることじゃないかw…あぁ、手短にと言ったね。また話そうや。」



「おはよ…」
「おはよう、今日は休みだからまだ寝てていいんだよ。」
「いや、なんか変な夢見てさ。好戦的な私がもうひとりいて、その戦い方はダメだとかなんとか言うの。わけがわからないよ。」

俺は凪が産まれてすぐに、戦闘狂の血を抑える封印を施した。封印術に自信はなかったが、こいつの日常を守りたかった。
それがこんなに早く壊れかけるとは。
互いにつらい思いをするだろうが、ついに話すときがきたようだ。

「…凪、何も予定がないなら今日は父さんと話をしよう。どんな内容でも落ち着いて聞いてくれるな?」
「別にいいよ。多分そんなに驚かないから。」

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最終更新:2011年07月08日 20:42