「今まで黙っていたが、父さんは戦闘狂の気がある。もちろん、娘であるお前にも。」
「へえ。でも私戦うの好きじゃないよ。」
「今までは封印で抑えてたが、一生効くわけじゃないからそれが薄れてるんだ。封印が完全に解けてしまったら、お前は戦闘狂として完全に覚醒してしまう。夢の中で会ったという、『好戦的な私』は恐らくそれだな。」
「え…なんとかしないと死ぬ系か?」
「死にはしないが、戦闘において常に『敵を倒すこと』を優先し、『誰かを守ること』は二の次になる。場合によっては…」
「嫌だ!!私は戦闘マシンじゃない!」
俺が全て言い終わらないうちに凪が叫ぶ。
泣いているように見えるのは、気のせいだろうか。
「ごめんな…謝って許してもらおうなんて思ってないけど、必ずなんとかする、それは約束しよう。」
「絶対だぞ…クソ親父だけど信じてやる。というか信じざるを得ない。」
「あぁ。とにかく、しばらく特訓は休んだ方がいい。」
「ん…。ありがとう。」
凪は自分の部屋に戻って行った。
なんとかするとは言ったものの、同じ封印術は効果がない。かといってわけのわからない術を施して凪に負担をかけるのも気が引ける。
「…とりあえず、力になりそうな奴片っ端からあたってみるか。」
追記
「なぁ、今日冬也いなくね?」
「また体調崩したんだろ。こればっかりは仕方ないね。」
「病院行って虚弱体質治してもらえばいいのにw」
「確かにww」
最終更新:2011年07月08日 20:43