「…あれ?月光、流也何処行ったかしらねぇか?」
「いや、知らんぜよ。また一人で出て行ったんじゃなかろうか。」
「ったく、あいつ方向音痴だってのに。また迷子になるぞ…;」
「星、
ミサキ見てないか?」
「ミサキ?見てないけど?」
「おっかしいなぁ…。一人で出かけるなんて今までなかったんだけど。」
「ミサキなら大丈夫だろ。流也も方向音痴とはいえ帰ってくるだろ。3日以内に。」
「何気に酷い事言ってないがか!?街中で遭難死してもおかしくないんじゃぞ!?」
「…月光、お前が一番酷い。」
「しゃあねぇか。二人居ないけど先に見てるか。」
「…星、それなに?」
「HD。」
「知ってる。だからそれなに?;」
「交流の為に持って来たんだが。」
「そうじゃなくて…そのジャケット…;」
「ホラーのHDですが何か。」
「いやマジで勘弁してください。」
「妖怪主治医が今更何言ってるんだ。」
「今その肩書持ってくる!?ていうか僕がホラー嫌いなの分かってて選んだでしょ!」
「恐怖体験を共に行うと親密度が深まるそうだな。」
「うすうす気づいてたけどお前Sだろ!」
「ああそうさ!何とでもいえ、私はSだ!」
「認めちゃったよ!できれば否定してほしかった!!」
「ち、チカ姉ちゃん、なんだか暗くて怖いよ…。」
「何だ
モエギ、怖いのか?子供だな。」
(そらみろ、15歳の子供だって居るんだぞ!)
(●●歳のお前が言うんじゃねぇ。)
(ちょ!今の伏せた?伏せてるよね!?)
(伏せてるから落ちつけ、馬鹿。)
「よーし、月光。再生していいぞー。」
「分かったぜよ…;」(心配そうにクランケを見ながら。)
「…何だこれ?ホラー映画?」
「こ、怖いよ、チカ姉ちゃん…。」
(…やっぱり3流物にして正解だったぜ。展開丸見えなんだよ…。)
「きゃぁ!テレビ!テレビから手が!」
「映画の中だろ。怖がることないって。」
「あぁ~、怖かったぁ…。」
「そうか?そうでもなかったけど。」
「星殿、よく3流見抜いて選んできたぜよ;」
「あんなん金の掛け方がパッケージで分かるんだよ。なんだかんだいって、モエギも
ヤマブキも笑ってるし。」
「…星殿、「あれ」はどうするがか?;」
「あれ、怪盗さんが真っ白!」
「…自室に放りこんでおけ。ったく…;」
「ただいまー。あら、皆集まってなにしていたの?」
「御帰り、ミサキ。(ナイスイミング。)」
「?」
探偵所の交流(ホラー映画)
――数日後
「…んっ?」
「どうしたがか、星殿?」
「いや、今誰かそこに居たような気がして。」
「今日も誰もきとらんぜよ?」
「おっかしいなぁ…。」
「…あれ、あそこってこの前ホラー見た部屋じゃ…。」
最終更新:2011年08月21日 13:47