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朱鷺と兄

「『狂気!いかせのごれに潜む悪意か!?無差別連続殺人事件』だってさー」
「これで被害者13人目なんだってな。」
「13・・・って、なんか不吉な数字だなぁ・・・」
「つまり、こういうことでしょう。犯人にとって13人目はある種の意思表示・・・
これ以上被害者を出したくなければ早急にこちらの意図を汲み、要求を呑めという警告だと推測出来ます。
同時に、一般市民に対する恐怖の浸透は、凶悪な事件を引き止められない警察に対する不信感を煽る効果となるでしょう。
・・・もしかしたら犯人は、君達の側にいてその姿を見て楽しんでいるのかもしれません。」
「ぎゃー!?怖いこと言うなよイクト!!」
「ユ、ユウイ一緒に帰ろー!?」
「・・・きんかん君もなかなか面白い推測するねー、でも・・・」


「何でそんなことするんだろうね?ハンニンさんは。」





『ねぇ、何を作ってるの?』
『んー、それは秘密。』
『えぇ、教えてくれたっていいじゃない!ケチー!』
『マジックだって種明かしをしたら面白くないだろう?』
『そりゃそうだけどさー』
『だったらさ、彼と君、どちらが先に気付くか勝負してみたらどうだい?
完成するまでに君が気付いたら、チョコレートケーキあげる。』
『ホント!?じゃあ頑張って当てるー!』
『(まぁ、あとちょっとで終わるけどね・・・)』
『あ、そうだ。エドくん、』
『何?』
『鴉さんに何か言われた時用に理由作っておいた方が良いよ、私似たようなことしてすっごい怒られたもん。』
『そっか、・・・一応考えておくよ。』




「・・・んー、後二、三人?かな。」
「トキちゃん何描いてるの~?」
「あ、シロちゃん。えへへー、私分かっちゃった。チョコケーキゲット!」
「チョコケーキ?・・・何の話?」
「うん、エドくんとちょっとしたゲームみたいなのしててさー、当てたらチョコケーキくれるって!」
「へぇー、そうなんだー・・・いいなぁ。」
「あげないし。」
「ちょうだいなんて言ってないよ!・・・あれ?そういえば、その絵どこかで見たことあるような・・・」
「んふふー、シロちゃんならー、絶対見たことあるよ。」


てんとてん、つなげてみよう
そうすれば、ほらみえてくるのは


「・・・さて、ケイくんはもう気が付いたかな?」


りゅうがきらいなあのしるし
わたしたちのとれーどまーく












朱鷺と兄


(印への犠牲=15人)
(チョコレートケーキ1個=15人分の命)

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最終更新:2011年08月26日 14:05