「…いいよね、コレ」
「あ?この体育祭優勝とかで貰える、旗の付いてる槍?」
「そーそー、僕さ、これに毎回名前を書くことが夢だったりするんだよね」
「なんか、地味だな」
「いやいや、でも体育祭優勝とか結構難しいよー。皆で力を合わせなきゃいけないし」
「まぁな、でも、俺とオウカがコンビを組めば最強だ!」
「あはは、そうだね!それに、ネイロさんにもいいところ見せたいもんなっ」
「あぁ!もちろ…って…!な、なんてこと言いやがるっ!」
「ぷっ…わかりやすいな~」
じっ
「どうしたんだよ、そんな槍ばっか見つめて」
「いや、ちょっと…ちょっとだけ、触りたいなって…」
「……開けてみるか?」
「お、おうっ…!」
がちゃり
「ちょ、鍵かかってないぞコレ…」
「うわぁ、ラッキー!見てコレショウタ!かっこよくない!?」
「お、おおおう!振るうな振るうな!危ない!」
「大丈夫大丈夫!うるぁあっ!」
「うぉっ!?だからってお前投げ槍なんかしたらっ!……あ」
「あ」
カンッ、カンッ
ドス
「アッー!」
「お、オウカの背中に槍が…!?なんで!?…じゃなくて!大丈夫かオウカァアーーーー!?」
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「…で、ここに来た、と」
「いや~、毎回毎回すみません、タマちゃんセンセー」
「突っ込み所は満載なんですけどね…何故投げた槍が偶然にも壁に跳ね返っておーちゃんに当たったのか」「綺麗に壁に刺さってくれると思ったんっす」
「(バカだ…)まぁ取り敢えず先端が鋭利でなくて良かったですね」
「本物だったら僕死んでましたね」
「確実にね」
「ホント、なんで槍がすっ飛んでくるんだろーね、不思議に思わない?シガタさん」
「……えっ!?わ、私 …!?」
「あー…ご、ごめん。突然すぎてビックリだよね。
僕は2-1の浅木旺花。君は2組の氏型………」
「……………環、です」
「
キョウって名前なんだ、可愛いね」
「………………」
「あ、おーちゃん口説いてる」
「口説いてないっすよ~、思ったことそのまま言っただけっす~」
今日も保健室で
(でも端から見たらナンパしてる人みたいですよ)
(う、うぐっ…それは、ヤダ…)
最終更新:2011年09月07日 18:45