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<創られた世界・・・?>

<創られた世界・・・?>

ごく普通の一軒家、ショウゴの部屋。

「ねぇ、ショウゴさん。」
「んぁ?」

勉強机で宿題を前にしてうとうとしていたショウゴに、
漫画を読んでいたはずのリュウザが声をかけた。
「僕らって、何なんだろうね。」
「・・・はぁ?」
ベッドで寝そべりながら携帯をいじるコトハが顔を上げた。
「私たちは私たちでしょ?」
「いや、そうなんだけどさ・・・。なんか、
 僕らの人生が『出来過ぎ』て無いかって事さ。」
「そうか?・・・そういやそうかもしれんな。
 で、お前はどう考える?」
「神…とまでは言わないけど、誰かが『僕ら』という
 お話を作っているような気がしてくるよ。」
「誰か、ねぇ・・・ヤダヤダ、これだから電波君は。」
「五月蠅いよコトハ。」
「・・・。いかせのごれにはこの世界を見ている『神』
 という存在があると言われてる。」
「ちょっと、ショウゴさんまで何言ってるのよ。」
「いや、これは本当に調べた事なのさ。」



ウスワイヤ、広場のベンチ。

「つまり、何っすか?『神』がシュウトくんや私達を
 全て綴っていると?」
「いや、どうかな。『神』という存在がどうしたいのか
 分からないけど、少なくとも意思が1つに纏まっていない
 気がするんです。」
弁当を食べながらシノとシュウトは会話を続ける。
「ふーん・・・。なかなか面白い事考えるっすねシュウト君。」
「ええまぁ。もしかしたら、『神』とは別に、創造に携わる存在
 が複数存在しているのかもしれないですね。」



学校、補習中。
「いいかぁー、このグラフが重要でこの点とこの点は
 絶対覚えろー、でもな、この点は出ねぇよぉ!」

(仮に僕やあの先生に『設定』や『筋書き』が作られていたとして、
 どこまでが作り手の『思惑』で、どこまでが僕らの
 『意思』なんだろう。今までの事件は?生い立ちは?経験は?)



学校、空き教室。
「もしかしたらすべてなのかもね。」
「えー、でもタカコ、それじゃおかしいよ。物語を書くなら、
 ホウオウグループとか、ウスワイヤとか、学校とか、
 色々な所属とかも含めて全部把握してなきゃいけないって
 ことでしょ?いろんな人との関係とかも。」
「それも含めて、把握されてるとしたら?」







「まぁ、もし物語を描き綴る存在があったとしてだ」
「その中の一体誰が初めたのかは知らないですけど」
(最初に書き始めた人にもしも会えたとしたら)
「その時は・・・」


「「「「話したい事が山ほど。」」」」

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最終更新:2011年09月27日 10:47