「ぷはー、タカコの淹れるお茶は美味しいねぇ~・・・」
「珍しいわね、トキコがひとりで事務室に来るなんて。」
「いやね、たまには私も仕事しないとなーって思ってさー」
「あぁ、そういうこと・・・」
「ねぇ、最近面白い人いた?」
「・・・トキコは三年生の
阿久根実良っていう生徒は知ってる?」
「阿久根・・・!っあ、あの厨二病先輩?」
「ちゅ、厨二病先輩ってまた凄いあだ名ね・・・」
「だーって、厨二病先輩、言動がいちいち厨二病っぽいんだもん。
傍から見てて痛いよね!」
「・・・」
「この前なんてねー・・・」
『あ、厨二病せんぱーい。』
『・・・ふふ、無垢な盗掘者が今日も来たようだ。』
『相変わらず言動意味不明ですねー、周りから凄い眼で見られてますよ。』
『関係ないさ、人間は常に孤独の賢人なんだからな・・・』
『・・・ところで厨二病先輩、そのお昼美味しそうですね。』
『・・・・・・そんな眼をしてもこれはやらないぞ。』
『えー!一個ぐらい下さいよ!これだけあるんだからいいじゃないですか!』
『この生贄達は俺の血肉となる為に並んでいるんだ・・・常人が食べられるわけな、』
ドカァァァン!!!
『くれますよね?』
『・・・・・・ハイ・・・』
「・・・っていうことがあってさ。」
「あなたまた昼飯たかりに行ってたの?」
「だって厨二病先輩のご飯、いっつも美味しそうなんだもーん。」
「でも私の記憶の限りだと、四回目じゃ・・・」
「あーあとねあとね!厨二病先輩が一年の子に迫っているとこも見た!」
「えっ?阿久根くん、そんな子には見えなかったけど・・・」
「ホントホント!一年のハリネズミちゃん泣かせてたんだもん!」
(*諸事情により張間視点でお送りします)
『・・・あ、(お財布落としていった・・・)あ、あの・・・』
『ん?』
『っ!!・・・え、えっと・・・あ、あ・・・』
『どうした?』
『・・・こ、これ・・・お、落とし・・・』
『・・・・・・あぁ、これは確かに落としていたら命がなくなっていたな・・・ありがとう。』
『は、はい・・・(は、早くこの人から離れよう・・・)・・・』
『・・・待て、』
『ひっ!?・・・な、なんですか・・・?』
『貴様・・・もしや・・・』
『・・・・・・・・・』
『・・・・・・の、』
『っう、うわぁぁぁぁあああん!!!』
『!?え、ちょ、』
『ごめんなさいっ!!っごめんなさい~~!!うわぁぁぁん!!』
「・・・で、その後近くの教室から他の先輩達が出てきて厨二病先輩は取り押さえられて、
そのままボッシュートされてたの。・・・きっと厨二病先輩、人の恐怖心を煽るなんか
凄い能力持ってるんだよ、絶対・・・」
「・・・・・・・・・」
タカコとトーキングin事務室
「厨二病先輩」
「・・・色々と可哀想ね、阿久根くん・・・」
最終更新:2011年10月05日 21:33