「…もしもし、『君(ボク)』、調子はどうかな?」
『久しぶりだね、『君』。調子は万全さ。』
「それはよかったよ。」
「ところで、この間送ったメールはよんでくれたかな?」
『勿論。よくあんなところを目撃したね。』
「最近あのあたりに怪盗がたまっていたみたいだからね、張り込んでいたら大物ゲット、さ。」
『それは大助かりだよ。』
「それで、今回は僕にいかせてもらえないかなぁと思ってね。」
『『君』が?でも、この人外はかなり腕の立つ者みたいだけど。』
「大丈夫さ。丁度いい情報も手に入れていてね。うまくやれば成敗できるかもしれないんだ。」
『へぇ、流石『君』。じゃあ、僕は他の人外を随時成敗していこうかな。』
「ありがとう。じゃあ、お互いに頑張ろう。」
「また一面は突拍子もない記事みたいだな。」
「あの新聞部さん、こういう記事どっから撮ってくるか訊いても企業秘密としか答えないんですよ。」
「企業秘密…ねぇ…。」
「まぁ、恐らく合成かなにかでしょう。最近はパソコンで何でもできますし。」
「…なぁ、佑。」
「なんですか?」
「この新聞部の記者とは…仲がいいのか?」
「はい。毎週新聞を持ってきてくれるので、その関係もあっていまではすっかり。」
「…そう、か。」
「?」
(いかんな、下手すれば最悪の状況に陥る…。)
「あ、そうだ。タイヨーさん。」
「んー?どうした?」
「今度の休日、あいてます?」
「あいてるけど、どうした?」
「ちょっと買い物に付きあってほしいんですよ…。」
黒色の三角関係
(俺とあいつは共に暮らしていて)
(あいつと奴は親密な仲)
(奴と俺は敵対関係)
(…一触即発、か?)
最終更新:2011年10月07日 11:51