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苦悩する王子、叱咤する騎士

苦悩する王子、叱咤する騎士


『非戦闘員は速やかにシェルターへ!冬也はレーダールームでナビを頼む!』
『了解!』



『軸足を潰して下さい!』
『先輩、上と見せかけて左から来ます!』
『陰に二人…気を付けてください。』



複数範囲同時展開とか、自分にできる限りのことは全力でやった



でも、全然駄目だった


『先輩…僕は…』
『もういい。お前はよく頑張った。』
『冬也くんがいてくれたから、みんな戦えたんだよ。』



能力フルバーストしたこともあって、今は自宅療養中。あぁ、ほんと駄目だな俺。

爪ス゚◇゚スノ
Wリ・ー・)!

「ウスワイヤが襲撃されたって聞いたが、大丈夫か?」
「うん…重軽傷の人もいるけど、全員無事だよ。」
「よかった。冬也も頑張ったんだな、偉いぞ。」
「そんな…何も出来なかったのに」
「規格外の持ってきた奴らが悪い。次までに対策すればいい話だ、お前の能力ならできるだろ。あぁ、次そんなことあったらすぐ連絡しろよ、ブロントやミナミも連れて斬りに行ってやるからさ」

…何それ?

「凪姉には関係ないから…凪姉はその場にいなかったからそんなことが言えるんだ!できてたらもうやってるよ!やろうとしても駄目なんだ、何も見えないんだ!」

爪ス#゚◇゚スノソ(д+リWパーン

全力でビンタされた。すごく重くて、痛い。


「それでも男か!力不足だと思うなら努力しろ。見えないのはお前が限界を決めてるからだよ。ウスワイヤにいるみんな、悔しいんだよ。私だってなぁ…」
「凪姉…」
「どこまでも見渡せる能力持ってる奴、私の知る限りでは冬也だけだ。次に備えるためには、お前の力が必要だ。」
「僕の…?」
「さっき、私には関係ないって行ったな。正解だ、これはお前にしかできないんだから。お前がやらなくてどうする。」
「っ…」
「はぁ…こりゃ重症だな。おい、窓の外で待機してないでこのバカに何か言ってやって。いるのはさっきからわかってるんだからなー。」

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最終更新:2011年11月09日 00:12