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図書委員長の厨二病見解

「……ねえ、海猫」
「ん?どうしたの佑」
「私さ、実良を見ててちょっと考えてることがあるんだけど…」
「あー、あいつ?そういえばあんたよく普通に話せるよね」
「そりゃ話してて面白いからね」
「痛い奴とか思ったりしない?」
「別に?個性のひとつだろうし。…んで、考えてることなんだけどね?」
「うん?」

「…厨二病って、奥が深いと思うんだ」

「………は?」
「だってさ、普通反対と言うか逆の性質のものをぶつけると相殺されるじゃない?熱血な人とクールな人ってのも凸凹コンビとか言われたりするじゃない?なのに厨二病にはそれがないんだよ!?逆の性質ぶつけて相乗効果発揮したり、似たような性質ぶつけて相殺気味になることもあるんだよ!?厨二病って一朝一夕じゃ理解できない深い何かなんだよ!!これはもう真剣に議論すべき問だ」
「しなくていいから」

「……」
「……」

「…2年にさ、想さんっているじゃない」
「ん…ああ、いるね」
「あの人ってさ…エルフじゃない」
「あ、ああ…まあ、そういう設定らしいね」
「んでさ、住んでた場所を焼かれたって言ってたじゃない」
「……そういう設定らしいね」
「…大丈夫なのかな…」
「……何が?」
「だって住み処を“焼かれた”ってことは少なくとも焼いた犯人がいるってわけで、もしかしたらエルフ族を攻撃してきたのかもしれないじゃない。だとしたら想さんも狙われている可能性は十分にあると思うんだ。なのにあんなに大々的に公言してたらその犯人の耳にも届いちゃうかもしれないじゃない?そうなったらもちろん彼女にも身の危険が及ぶわけだと思うんだけど大丈夫なのかな?って考えると凄く心配なんだけd」
「考えなくていいから」


図書委員長の厨二病見解


「…あんたまさかあの二人の話信じてるとかいうオチじゃないよね?」
「やだなあ、いくら私でもさすがに現実とフィクションの区別はつくよ」
「……ならいいんだけど」

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最終更新:2011年12月18日 21:45